大人オリジナル小説

Re: 〜〜*私達の戦争*〜〜 ( No.28 )
日時: 2012/02/13 19:17
名前: 愛歌 ◆mkSlAKVcCY

*〈恵まれないんだよ〉*

〜??目線〜

「葉菜・美堵理・久留巳」

一言つぶやくと3にんは俺の目の前で並んでたった。

しゃきっとした背筋。真っ黒な服。3人とも中は征服だが

上着はひざまであるロングコートだ。

おかげで私服は見えない。

久留巳はなぜかいつもフードで顔を隠している。

目から下は見えるが、目から上は暗くて見えない

身内の人間や、知り合いのような人にばれないために

フードが取り付けられているのが本当だ。

≪はい。≫

何も感情がこもっていない声。けど何かが詰まっていて。

俺は目の目に立つ3人をずっと見つめていた。

「夢見 真海の捕獲作戦は順調か?」

すると、葉菜が凛々しい声で言った

「はい。しかし、何者かわからない金髪の少女が
 最近私達の目の前に現れました。
 どうやら夢見 真海の身内の様で。」

ふーん…

俺は上を見上げた。

そして小さくつぶやく。

「その少女というやらは俺達の計画を邪魔するのか?」

基本的に話はそれだけでおおいに変わる。

すると、美堵理が今度は口を開いた。

「いえ、今現在そのようなことはありません。」

「なら…「しかし…」

美堵理は俺の言葉をさえぎる。

少しムッとしたが美堵理は優秀だから今日ぐらいはいいか。

そう心で思った。

「その少女の名が妙に聞き覚えのある名前で…
 組織のやつ等の大半も妙に聞いたことがあると…」

「名前は?」

「…………リンと名乗りました」

「!!!?」

俺は無性に足に力が入ってしまい立ち上がった。

その様子に葉菜は無表情で美堵理はどこか小ばかにしていた。

「どうしましたか?……様」

美堵理の声が急に小さくなる。

「いや、なんでもない。」

俺はそういって時計を見た。

時刻は8時30分。登校時刻だ。

「もう時間だ。俺も学校がある。その件については
 また教えてくれ。」

俺はそういって急いで基地を出て行った

3人は俺を冷たい目で見つめていた。
〜〜変なところですが修正はまた今度〜〜