大人オリジナル小説

Re: 生きていて何が悪い!!〜アンケートやってます〜 ( No.56 )
日時: 2011/10/13 18:06
名前: 愛歌 ◆mkSlAKVcCY

更新行きます!


私と美麗の中のよさは何年たっても変わらない…

いつまでも…どんな時でも…

そうだよね…?美麗……

〜数時間後〜

あ〜!楽しかったぁ!

私は門の外まで出た。暖かいな…

もう外は夕焼けに照らされ、オレンジ色に輝いている

「じゃあ、帰るね。バイバイ」

「うん。また来てね」

あの後、数時間ぐらい美麗と雑談&遊んだ

美麗は、

『まだ優華はいじめなんてしてるの!?サイテー!!!』

と大きな声で怒っていた。

美麗…ありがとね!

私…元気でたよ!!

「じゃ!また来るね!!」

「うん!バイバーイ」

私は美麗に手を振って、帰りの道を歩き始めた

美麗はずっとニコニコして、手を振ってくれている

あ…荷物全部学校に忘れてきたw

ま、いっかぁ!

私は複雑な気持ちで帰りの道を歩いていた

明るい夕陽が私を元気づけてくれる

ゆっくりとゆっくりと歩いていた。

なんにも感じず…ぼ〜っと

途中で『ねぇねぇ、きみぃ〜』と話しかけられたけど無視した

というか、痛めつけたw

しつこかったからね!

フラフラと家に帰っていると…

「あ…この道…よく美麗と歩いたなぁ」

そこは、紫色のコスモスの花が沢山咲く道だった

小さいころから真海と美麗は仲良しで、よく、お気に入りの

コスモスが咲く道を二人で手をつないで一緒に歩いていた。

「この木…大きくなったなぁ…」

私は美麗とよく雨宿りした大きな大木をさすった

「秘密基地も作ったんだよね…」

そこは、一段と大きなコスモスが咲くところだった

真海と美麗の秘密基地はそこの近くにある、古い木の上だった

そこは見通しが良くて、あそこから見る夕日は綺麗だったなぁ

私と美麗だけの…秘密基地

その場所を見ていると…普通の洋風の家が建っていた

もうないんだ…私達の唯一の場所…

少し悲しみながら家に帰った

〜☆★〜

私は家のカギを開けた

ガチャリ!

「ただいま〜…」

あ〜、疲れた。

バックは学校だし…今日は宿題もできないや。

すると…

「真海ぃ〜!おっかえりー!!!」

私に誰かが抱きついてきた

「わっ!もう!お姉ちゃん!!」

あ〜、お姉ちゃんか…ビックリした〜〜

私のお姉ちゃんの真希姉ちゃん。

この家の中で唯一信用できる人…

すると…リビングから声が聞こえた

「真希ちゃん?誰?もしかして真海なの…?」

そして、リビングの入り口から出てきたのは私のお母さん。

美由紀お母さん…

お母さんなんて大嫌い!!大大大大嫌い!!!!!

「うん!そうだよ!」

お姉ちゃんは嬉しそうに笑った

しかし、お母さんは私を見るたび、顔が曇った

「あら…そう。どうでもいいわ。真希ちゃん、ご飯よ」

そう言うと不機嫌な顔をしてリビングに戻った

「え…あ…うん。ほら!真海も行こ!」

「うん…」

私は靴を脱ぎ、リビングに入った

「わー。美味しそー!!」

お姉ちゃんが飛びあがった

机の上に、美味しそうなご飯が【2人分】並んでいる。

アレ…?一人足りない…まさか!

お母さんはキッチンから出てくると私に言った

「真海…じぶんでご飯を作りなさい。」

「え…」

「アンタが返ってくるなんて思ってなかったからよ!早くしなさい!!」

ビクッ

私は震えてキッチンに走った

お姉ちゃんは心配そうな顔をしている

私の心は折れそうだった。

「ほら、真希ちゃん!今日はあなたのために沢山作ったのよ♪
 食べましょ!」

「うん…でも、真海は?」

「ああ…あんな子にご飯を作るなんて嫌でしょうがないわ。真希ちゃん、
 もうあの子とはなるべく関わらないようにしなさい。
 真希ちゃんにまでバカがうつるからね。」

「え…そん…な」

「さぁ!食べましょう!!」

この二人の会話。悲しすぎてしょうがない。

私はそれを聞いて泣きそうだった。

お母さんまで…お母さんまで…

私は座りこんだ。

すると、後ろから声が聞こえた

『あんな子なんて消えればいいのよ。真希ちゃんに悪影響だわ。』

消えればいいのよ…消えればいいのよ……

お母さんだ…

お母さんも優華達と同類だね。

私を消えろ扱い。もういいよ。

もうそれ以上言わないでよ…そんなの私もそうだよ

消えてなくなりたいよ!

私は涙をぐっとこらえた。

〜☆★〜

結局…ご飯作れなかった。

お腹減ったなぁ…

さっき、ご飯を作ろうとしたら…


『気を取り直して、ご飯作ろっと!!』

私は、色々用意しようとしていたその時!

『真海!!!アンタ!まだご飯も作ってないの!!??』

ハッ

私は後ろを振り向くと、お母さんが起こった顔でいた

『まったく!だからあんたみたいな子はいらないのよ!!
低能力だし、頭は悪いし!真希ちゃんの妹と思いたくないわ!!
アンタなんて…アンタなんて…死ねばいいのよ!!!!』

『!!!!!!』

私はヘニャヘニャと座りこんだ

酷い…酷いよ…!!

酷いよお母さん!!!!!

『今日はもうご飯は無し!さっさと寝なさい!うっとうしいし、
 目ざわりなのよ!!』

『え…お風呂は…?』

『はぁ!?アンタなんて元から汚れているのに、お風呂に入るなんて、
 お風呂のお湯がもったいないわ!!さっさと目の前から消えなさい!』

そう言うと、リビングに戻って行った

そして、さっきとは全く違うお母さんの嬉しそうな声が聞こえた

『真希ちゃん、ゴメンね♪お母さん、ゴミの相手してたから……』

もう限界…無理だ…生きて行く希望なんてない

私は、もうひとりなんだ…そのうち、お姉ちゃんにも見捨てられる…


「うっ…うう…」

私はいつの間にか涙をながしていた