大人オリジナル小説
- Re: 〜〜*私達の戦い*〜〜 ( No.67 )
- 日時: 2011/12/06 21:54
- 名前: 愛歌 ◆mkSlAKVcCY
私は急いで玄関へと走り、靴を急いではいた
そして…
バン!
家のドアをいきよい良く開けた
「ま…真由!」
「あ…!真海ねぇちゃん!!」
久しぶりに見た真由は可愛かった。
ピンクの薄いレース付きワンピと可愛いミニハット。
白くてちょっと長い足には、白色のフリル付き靴下。
髪の毛は…黄色の横結び。
服装は変わってなかったけど、昔の面影が残っていた。
本物だ…本物の真由だ!!!
「真由…!」
「真海ねぇちゃん!!」
ギュッ
私は真由を抱きしめた。
暖かくて…昔と全く変わってなかった
すると…昔の家族の素敵な記憶がよみがえってきた。
お母さんと…前のお父さんと…お姉ちゃんと…私と…真由と…
手をつないで帰った日。あの日が懐かしい…
「あのね…!真海ねぇちゃん!新しいお家ね… …?真海ねぇちゃん?」
真由が不思議そうな顔で言った。
「え…?」
ポロポロ…
私の目からは大粒の涙が出てきていた
止めようと思っても止まらない。
視界が濁る。
「真海ねぇちゃん…どうしたの?」
ハッ!
ダメ!真由に心配なんてかけられない!
せっかくの再会だから…!
私は目を腕でこすって必死に笑った
「え…?な、なんでもないよ!話を続けて…!!」
「真海ねぇちゃん…」
私は顔は笑っているけど、心は泣きまくっていた
必死に真由のために笑顔を作った
だけど…
ポロポロ…涙が止まらない。
ニコニコ笑っているのに、涙がぽろぽろ…
真由はもっと心配そうな顔になった。けど、何かを思い出した顔で言った
「そうだぁ!ねぇ、真海ねぇちゃん!桜見公園に行こうよ!!」
「!? え…?」
「昔、よく、真由と真海ねぇちゃんと真希ねぇちゃんと一緒に遊びに
行ったでしょ!!あの公園に行こうよぉ!」
桜見公園とは、毎年、お花見の季節になるととっても綺麗な桜が咲く公園。
昔…よく3人で遊びに行ってたなぁ…笑いながら。
あの公園が懐かしいや。
真由は私の腕の袖を引っ張って
「ねぇねぇ!行こうよー!久しぶりに真海ねぇちゃんと遊びたい!」
と言い続ける。んもー!真由ってば!
しょうがないなぁ…
「はいはい…わかったわかった!行こっ」
「わぁーい!!」
真由…子供っぽさは変わってないなぁ…
私はいわれるままに、真由に引っ張られながら公園に行った。
〜桜見公園〜
「うわー!久しぶりだなぁ!!ね!真海ねぇちゃん」
真由は公園に付くと、私のを引っ張って公園の中へとはいっていく
服が伸びる!完璧に伸びてるなぁ……
「うん。そうだね。」
私は軽く返事をした
すると、さっきまで親近感わくわくで私の手を掴んでいた
真由の手がパッと離れた。
「真由…?どうしたの?」
「……★」
私が声をかけても、真由はニヤニヤと笑うだけ。
何…?嫌な予感…
背中に嫌な空気を感じる。寒気と言うか……
すると後ろから声が聞こえた
「よくやったわぁ〜☆真由。いい子ねぇ〜!」
一番嫌いで一番恐ろしい声が後ろから聞こえた