大人オリジナル小説
- Re: 〜〜*私達の戦争*〜〜 ( No.69 )
- 日時: 2011/12/06 22:04
- 名前: 愛歌 ◆mkSlAKVcCY
「!!!!!!!!」
この声は…!
私は後ろをバッと振り向いた。
するとそこには…
「…っ!優華…!!」
なんと、そこにはバットや太い木の棒などを持っている、
優華とクラスメイト達だった。
慶介も気まずい顔をしてバッドを持っている。
慶介……
「おねぇちゃん!!」
真由は優華の元へと走り、優華にへばりついて、
私に向かってニヤッと恐ろしく笑った。
真由……
クラスメイト達はニヤニヤと笑っている。
優華はニヤッと笑って言った
「聞いたわよ〜?真由って元は真海の妹だったらしいわねぇ?」
「…!だったらナニ!!?」
すると、優華はわざとショックな顔をした
「あ〜あ、こんなに可愛い優華ちゃんのぉ〜、可愛い妹さんが〜こんな
ブス真海の妹だったなんてぇ〜、なんてかわいそうなの!!」
「うえ〜ん!おねぇぢゃぁ〜ん!!」
優華は真由をギュッと抱きしめた
真由は泣いたふり。それを見ると心が痛んだ
≪あっ!真由ちゃんを泣かせた!≫≪真海サイテー!≫≪ひっど!!≫
クラスメイト達から罵声が飛ぶ
いや…真由が勝手に泣いたんでしょーが。
「うえ〜ん!!おねぇちゃぁ〜ん!このバカ嫌いー!!」
真由が私を指差す。ひっど…
すると優華は…
「そうよねぇ〜?お姉ちゃんも嫌いよぉ〜!だ・か・ら☆
今からお姉ちゃん達がコイツをやっつけるからねぇ?真由は待っててね」
すると、クラスメートたちがワイワイと言いだした
≪待ってました!≫≪イエ〜イ!!≫≪早くやろやろ!!≫
「っち!」
私は舌打ちをした。
真由…私を裏切ったんだ……
最低…!!真由も優華と同じだよ…
ずっと仲良しだったのに結局見捨てる
【偽りの仲】それだけだった。
真由はニヤニヤと笑っている
私の気持ちなどもお構いなしに…
「じゃぁ〜、真由は後ろに下がっててねぇ?」
「うん!!!」
真由は大きく返事をして後ろに下がった
優華はにこっと笑って
「さぁ〜、みんな〜、楽しもうねぇ?」
クラスメイト達はニコニコと笑い始める
どうしよう…!このままやられるのは勘弁してほしい!!
こーなったら…
「逃げるしかない!」
私は床を蹴りあげ、軽くジャンプしてから走った
私は走り出した。息が切れても、足がまだいたくても
やられるのに恐怖心を持っていたから…
≪あ!逃げたぁ!!!≫
クラスメートたちが言う。
この言葉は私への悪意を示しているのがわかる
よしっ!この速さなら…逃げ切れる!!
私は公園の出口へと走った。
出口まであと6メートルくらい
しかし…
「まったぁぁ!!!」
「ストップですよ!!」
「行かせないよー!!」
!!!!!
公園の出口の前に誰かが立ちふさがった
「っ…!明日香ちゃん…!浪江ちゃん…!瑠香…!」
そこには私が逃げないように3人が、出口の前に立っていた。
ヤバイ…!これじゃあ、逃げられない…!!
「よくやったわぁ!3人とも!!」
≪やっぱ、明日香ちゃんたちすごーい!!≫≪最強!≫≪楽しみ!!≫
「!!! 優華!!」
優華達が笑いながら走ってきた
真由はニヤニヤ…悪魔の笑いだった
「ざまーみろ…」
真由の可愛い口から小さく聴こえた。
真由……離婚する前は、とってもいい子だったのにね……
離婚のせい?離婚に強い影響を受けたの…?
なんで?どうして!?
どうして!!優華のように急に悪魔になっちゃうの!?
優華は前に出て、ニヤつき、持っているバッドを
ブンブンと振った。
バッドはとてもかたそうで当たったら強い衝撃が
体中に駆け巡ることがわかった
「さぁ、皆ぁ、思いっきりストレス発散しようね〜!!」
「っち…!」
神様…
私は…また一人、友達がいなくなりました……
いや、家族がいなくなりました……
神様、私はあなたを恨みます。いつか必ず復讐します…
それまで待っていてね…
優華は悪魔だから…
ここから私の〜〜戦争〜〜が始まったのかもしれない
運命の先目だったのかもしれない。
優華はニヤついて、言った。
「さぁ、みんなぁ〜、
思いっきりやっちゃお…?」