大人オリジナル小説

Re:〜〜*私達の戦争*〜〜 ( No.86 )
日時: 2011/12/06 22:14
名前: 愛歌 ◆mkSlAKVcCY

〜☆★〜

「あ〜!楽しかったね!!」

「だよね〜!マジでショッピング最高!!」

夕焼けが落ちかけてもう夜になる前……

二人の女子高生が公園の前の道を通っていた。

「あ、そう言えばさ、知ってる?あの先生さ〜……」

「えー!マジでぇ〜!?」

「そ〜!でね……!」

「あはははは!それってマジ!?」

二人は笑いあいながら、公園の前を笑って通った。

≪あははは…≫

少し暗いがまだ明るかった。

夕陽が二人を明るくする。

すると…一人の女子が公園の中のあるものに気付いた

「あれ…?」

「どーした?」

「ほら…あの子」

女子は指をさした。

指差したものは倒れている真海だった。

意識を失っていて、まだ少し出血している。

「ほら…見える?あの子…」

「あ、ホントだ。女の子かな…?」

「もうすぐ暗くなるのに…あんなところで何寝てんだろ?」

「ちょっと、見に行ってみる?」

「うん。」

二人の女子は公園で倒れている真海のところまで走った

「おーい!ちょっと、そんな所に寝てどうし……」

「え…?マジ…?う…そ?」

二人は真海の姿を見て驚いた

金縛りにあったように長くて苦しいし沈黙と

思うように手が動かず、一瞬で固まってしまった

真海の周りは血でいっぱいだった

とくに頭の周りは血だまりができていた。

二人は顔を合わせた。

一人の女子は真海を見て、意識を失っていることに気が付いた。

それに、頭から出血していることも…

一人の女子はしゃがんで真海の顔を見た。

真海の顔は青くなっていた。

「ちょ…!救急車!!早く携帯で連絡して!!!」

そして、もう一人の女子の方を向いて言った

「あ!わかった!!」

もう一人の女子は急いでバックから携帯を出し救急車を呼んだ。

「あの!大変です!一人の女の子が傷だらけで出血して倒れてるんです!!
えっと…!場所は…………」

一人の女子が連絡している間に、

もう一人の女子は…

「大丈夫!?しっかりして!!私が助けてあげるから!」

女子は自分のバックから白いタオルを取り出した

そして、真海の頭から出血しているところを押さえた。

タオルは白だったのにみるみる赤くなっていく。

それを見るたび、女子の顔は真っ青になった

「大変…!!!ちょっと!まだ救急車来ないの!!?」

「ちょ…!待ってってば!!」

「早く!この子死んじゃうよ!!頭部出血がひどい…!!」






























え……?何……?

ココは何処…?

「う…あ…………?」

声が出ない…頭が痛い……苦しくて息もできない…

…私…どうして倒れているの……?

どうしてこんなに体が重くて痛いの…

どうして…?どうして…?

私の体は冷たくなっているの…?

どうして血のにおいがするの…??

どうしてこんなに暗いの……


「ちょ…!早く……」

「待って……よ…!」


私の耳に小さくてかすれた声が聞こえる

誰…?女の人…?

見たいけど……瞼が重い……苦しい……


「早くして……!よ……」

「だ…から……救急……車……」


助けてくれてるの……?

誰…??誰なの……?私知らない…人達…

でも…ありがとう……

「あ…………う……あ……」

言葉で伝えたい…でも……

かすれた小さな声。

これが私の声…?私なの……?

どうしてこんなことになったっけ……?

思いだしたくても…思いだせない……

頭が痛い…………ズキズキして激しく揺れる

何があったの……?

ねぇ…神様……わ…たしは…何故倒れ…てるんです……か…………?





ワタ…シハ……コ…ノ…ママ…シ…ヌン…デス…カ……?







































































































ピーポー…ピーポー……

救急車が通り……ます……道を開けてくだ……さ……