大人オリジナル小説
- Re: 生きていて何が悪い!!〜参照400きたぁ!〜 ( No.89 )
- 日時: 2011/10/26 17:05
- 名前: 愛歌 ◆mkSlAKVcCY
「ま…み…!真……真…海……真海!!!」
ハッ!
ガバッ
私は起き上がった。
目の前は不思議な光景だった。
そこは、真っ白なカーテンと清潔そうなベッドが並び
綺麗に掃除してる白い部屋だった。
私は白いパイプベッドに寝ていた
ちょっと暖かくて柔らかい。
どこだろ…?ココは何処??
私は自分の体を見ると体は包帯だらけで頭にも包帯が巻かれていた
ギプスも付いていた。
それに方ッぽの方の目の上に包帯も巻かれていた。
動かしたら痛い…何があったんだろ?
白いカーテンは明るい光を放ち、揺れていた。
周りを見渡すと誰か一人、私と似て可愛い人が涙目で私を見ていた
黄色のちょっと肩までの髪型が可愛い。
誰…?この人……?
私とすっごい似てる…誰だっけ…?
普通、こんなに似てる人を忘れる…?
でも覚えてない……
「あ…!!真海…!よかった!!」
その人は抱きついてきた
誰?いきなり抱きつかないでよ…;
ビックリしたぁ
でもやっぱり誰?知らないし…わからない……
私は小さな声で言った
「あの……誰…?」
その瞬間、その人の体はピクッと動いた。
「え……?」
そしてその人はパッと離れ「は?」という顔をした
「え…?誰って…真希だよ?アンタの姉。覚えてるでしょ?」
ん?んん?誰…??
「へ…?そんな人知らない…」
するとその人はちょっと笑って言った。
「嘘でしょ?遊びでしょ?真海、ふざけないでよ…」
「え…?真海って誰?私……えっと…誰だっけ?」
私誰だ?思いだせないし…
するとその人は下を向いて言った
「真海……いい加減にしてよ…ウチ…怒るよ?」
え!?そんな怒られても!!
「だって!私本当に誰か知らないもん!!自分もだれかって!」
大きな声で言った
するとその人は下を向いて小さく震えて言った
「は…?真海…アンタ真海だよね…?真希ねぇちゃんだよ……」
「あの…本当に誰かわからないんですけど……」
私…いったいどうなったんだろ?
この人誰?真希なんて知らない…
自分も誰かって覚えてない。
いったい何が何だかも覚えていない。
それに……
【前の記憶がない】
私はダレ……??
今日 11月15日 午前8時13分
「真海の記憶が無くなった日」