大人オリジナル小説

Re: 自己中×ぶりっこ ( No.8 )
日時: 2011/10/07 21:39
名前: 木堂 紗枝

×四

「おきろよッ!!由紀!!」

んー!!
何?
うるさッ!!
うるさいよっ!!

「なに…?ふぁぁ〜あ。」
「お前...早く起きるんじゃなかったのか?」

アタシを起こすのは、【佐藤 由記(サトウ ユウキ)】。
アタシの双子の兄。
もちろん、あのうざ双子のことも、怨んでるよ。

「ん?あ…あああああああ!!!」
「うるせー!!由紀…うるせーよ。」
「なんで、6時半に起こしてくれなかったの!?うわぁぁん!!」
「あ...ごめんな?ごめんごめん...ほら朝ごはん用意してあっから、早く行こう、な?」
「うん...」

あたしたちは…自分で言うのもなんだけど、【美形双子】として有名。
しかも、仲がいい双子bP!!
由記は結構、優しい♪
百花とはーちゃんと同じぐらい大好き♪
結構アタシ家では泣き虫状態。
キモイって言わないでね?w

「あ、おは〜、仲良し双子!!」
「おう、百花。なかよしだぜー?」
「もう!!お兄ちゃん!!なにそれッ!!」
「「「アハハハハハ」」」

皆一斉に笑うと、気づいたみたいか、
はーちゃんが近づいてきた。

「おはよっ♪おっ、仲良し双子とモモちゃんじゃん♪」
「お、初音?また可愛くなったんじゃねぇか?」
「由記!!からかわないでよぉ〜。」
「っていうか、由記!!アタシは〜?」
「百花?まぁ?いいんじゃねぇか?」
「ひど〜い!!」

また一斉に笑う。
面白い。
自然に笑顔がこぼれる。
これが笑顔っていうの?
久しぶりな感覚だな〜!!

「でもさッ!!俺の妹、由紀まではいかねぇけどなッ!!」
「さすが、シスコン〜♪でもねぇ?やっぱ由紀が一番可愛いよねッ!!」
「だね〜、モモちゃんが言うと説得力あるね〜」

アイツさえ、来なければ、自然な笑顔がいつも続いていたかもしれない…

「ぉはょうでちゅ♪ぁ!!ぁたしのぉぅじさま、ゅぅきくんがぃる〜!!」

…………

はぁ…。
っていうか、どんだけだよ。。
どんだけアホなんだよ、こいつ。
王子様と由記君って言う字もしらねぇのかよ!!
ば〜か。

「王子様?俺が?ないない。っていうかお前になんか現れるかよ、ばーか。な?初音。」
「そうそう、そういう問題だよね?王子様ってww夢見るのも対外にしろよ?白馬の王子様なんか現れるかっつーの!!」
「初音、さすがー!!白馬の王子様って今時!?ってかんじだし、マンガの見すぎじゃね?wwね?由紀。」
「だよねー?っていうか、由沙。自分の顔見たことあるぅ?自分の顔しってて言ってるわけじゃないよね?言うならもっと美人になれよww」

ちょっと、こいつにはきつい?ww
でもさ、これは、まだ。
からかう程度だからね?

これからね?
もっと酷くなるからね。
不細工由沙ちゃん♪