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「さあ、入って」
ガラッ
「うわー」「かわいー」
「えっと、あの・・・。」
髪が青色の身長が低い子が来た。
「水谷エリカです。宜しくお願いします・・・。」
（なんか、嫌な感じね・・・。）
私は正直そう思った。
（見ていてムカツクわ・・・。）
「じゃあ、一番後ろの空いてる席に座ってください。」
空いている席は私の隣だ。
そこに座ったエリカが
「えっと・・・宜しくお願いしますね・・・。」
「丸島　麻奈美っていうの。麻奈美でいいわ。」
「じゃあ、麻奈美さんでいいかな？」
「いいわ。」
「それじゃあ、授業を始めます。」
「先生！」
「なんですか、水谷さん。」
「えっと、教科書が配られてません！」
「あら・・・じゃあ丸島さん、見せてあげて。」
「はあ！？なん私が！？」
「仕方ないでしょ？見せてあげて」
「仕方ないわね・・・。」
「ごめんね麻奈美さん・・・。」
（あームカツク！なんでこんなヤツに・・・。）
私はドジッ娘とか天然という感じの子が大嫌いなのだ。
（そうだ！今度のターゲットこいつにしようかしら。
今のおもちゃ。全然楽しくないもの・・・。）