大人オリジナル小説

Re: 耐えて耐えて・・・ ( No.16 )
日時: 2011/12/01 19:54
名前: 音異羅 ◆XuYU1tsir.

あだ名




「藍那ちゃん!」


燐ちゃんがあたしの名前を呼ぶ

そして、手招きをしている

こちらへ来て、ということかな?

燐ちゃんの隣に居る二つくくりの女の子を見ながら、あたしは二人に近付いていった



「のんのん、この子は藍那ちゃん。うちの新しい友達だよ」


燐ちゃんがあたしのことをその子に紹介する

『新しい友達だよ』

あたしのことを・・・

ついさっき会ったばかりのあたしのことを・・・?

嬉しかった



「藍那ちゃん、この子はのんのんだよ♪」

「リンリンあだ名で紹介しないでよー」


頬をプクッと膨らませて、その子はいった

その様子も可愛かった



「あ、ゴメンゴメン」

「ムゥー・・・・」

「ゴメンってばー!」



両手を合わせる燐ちゃんは、困ったような笑みを浮かべていた



「・・・初めまして!華内野乃未(かない ののみ)です♪よろしくね!」

「え、あ・・有影藍那・・・です。よろしく」

「あいな・・藍那ちゃんだね!あいピって呼ぶね!」



何で?

と思ったが、口には出さなかった



「のんのんはあだ名をつけるのが好きなの。決して悪気があるわけじゃないから」

「うん。・・じゃあ、のんのんって呼んでいいかな?」

「もちろん!」



のんのん・・か・・

新しい友達が2人も出来ちゃった!

すごく嬉しい!