大人オリジナル小説
- Re: 耐えて耐えて・・・ ( No.17 )
- 日時: 2011/12/03 10:54
- 名前: 音異羅 ◆XuYU1tsir.
お姉さん
仲良くなったあたし達は、ある日のんのんの家に招待された
燐ちゃんはかなり上機嫌だった
なんか、のんのんのお姉さんが好きだかららしい
・・少し・・見てみたいな
「お邪魔します」
「待ってたー♪さぁ、早く早くぅ!今日はケーキとクッキーを焼いてくれたんだよ!」
玄関で靴を脱いでいると、甘いにおいと少し焦げたようなにおいがしてきた
「お姉ちゃん、リンリンとあいピだよ♪」
のんのんが話しかける相手がお姉さんらしい
「そう。初めまして、藍那ちゃん。久しぶりね、燐ちゃん」
そういって、優しく微笑んだ
隣の燐ちゃんは、満面の笑みをしていた
たしかに・・
好きになりそうな、お姉さんだね
「今日は母さんと父さんが出張だから、晩御飯手伝ってね」
「もちろんだよぉ!」
のんのんとお姉さんのお母さんとお父さんは、カメラマンなんだって
世界中のあちこちを飛び回って、いろんな写真を撮るのがお仕事なんだってさ
だから、よく出張?っていうのをするから、お姉さんはお料理とかがすごく上手だって言ってた
おやつのシフォンケーキってやつと、ミルククッキーはすっごくおいしかった!
チョコレートを溶かしたジュースも、甘くておかわりしちゃった
その後、お姉さんと一緒に遊んで、バイバイしたんだ
「あ、お姉さん、お名前教えて下さい!」
帰り際に、やっと聞いた名前
「私?私は野乃」
「野乃お姉さんですね!」
「野乃ねぇ、ってうちは呼んでるけどねー♪」
今日は沢山遊んだ・・
疲れちゃった
明日は頑張ってお勉強もしないとね
あー・・
また野乃お姉さんと、のんのんと燐ちゃんと遊びたいな
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