大人オリジナル小説
- Re: Re:愛してる ( No.102 )
- 日時: 2012/11/23 21:00
- 名前: おかゆ
今日の話題はもちろん代わりの先生でいっぱいなわけで。
「なんなのあの先生ぇーヤバくない?」
「でも市川さんのエンコーはやばいって!!やりすぎだよ」
「超怖かったもんね〜」
体育の着替えのとき、女子たちが口々に言うのを見てため息を吐く。
「でもちょっとかっこよくなかった!?」
「だよね!!もう担任あの人でいーじゃん!!」
ええずいぶんと楽しそうな会話で。
「てか今日の体育走るって言ってなかったっけー?」
「あ!!そういえば!!・・あー、だる」
「でも急がないとプラスでもう一周走らされるとか言ってなかった?」
「えー!?最悪じゃん!!」
そういいながら走っていく女子たちを見ながら私も急いで外へ向かう。
「あ」
「お」
急いでいるところで噂の先生に会った。
「おー、さっきの嬢ちゃん」
「・・・嬢ちゃんじゃないし」
「まぁまぁ。ええじゃないか」
そういって二カッと笑った。
「大丈夫か?」
「何がですか?」
「いや、気にしてないならいいけど」
「まぁ今さらって感じなので別に先生が気にすることでもないですよ」
「はぁっ!?お前なぁ・・あれはいかんぞ!!あんなのがしょっちゅうあるのか!?」
「いえしょっちゅうってわけではないんですけど・・まぁ、ある程度の人よりは多いんですかね?」
「何冷静に解説してんだよ!!いいか!!もーこれから何かあったら俺に言え!!なっ?」
「え?・・は、ぁ・・」
何であって数時間も経たない人にそんなこと話さなきゃいけないんだろう・・
「お、もうじき授業か・・ごめんなぁこんな所で時間とって!!じゃ!授業がんばれよー!!」
そういって私の頭を軽く触った。
「・・・・・・・・・変な人だなぁ」
こんなことにいちいち突っ込まなくていいのに。
「・・・いつか、絶対後悔する日が来るし」
まぁ、
もうかかわらないと思うけど。
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