大人オリジナル小説

Re: お嬢様に虐められて虐めましょう。【お礼小説】 ( No.117 )
日時: 2012/12/09 21:54
名前: 黒猫ミシェル

「もしもし?僕だけど」

麗華がいなくなった部屋に、洸大の声が響いた。

『あら、この声は…』

「洸大」

『きゃっ洸大!?久しぶりじゃなぁい//』

昔と変わらずハスキーな声に、洸大は顔を綻ばせる。
まるで、地獄に一輪の薔薇が咲いたような笑みだった。

「悪いんだけど…君に頼みたい事があるんだ」

『水臭いわよぉ、洸大。アタシとあなたの仲でしょう?』

"何でも、頼んで"
そう言外に告げられた洸大は、嬉しそうに頷いた。

「実は…」