大人オリジナル小説

Re: お嬢様に虐められて虐めましょう。【自分投票】 ( No.158 )
日時: 2013/03/22 17:36
名前: 黒猫ミシェル

「も、桃子さんが!!"私の"桃子さんがっ!!」

「んーどれどれ?」

後ろを振り返った私は、顔を強張らせた。
憎しみに、顔が歪む。

「洸大・・・さん。麗華の婚約者が何のようですの!?」

「しーっ」

「桃子さんに触れたら許さないっ」

「麗華ちゃんに内緒でここに来てるんだ。静かにしてね?それに早く心配蘇生法をしなきゃ・・・死んじゃうよ?」

最後の一言に、佳菜子の顔が青く染まる。
こうして言い合っている間にも、桃山は死に近付いていくのだから。

★☆★


「ふーっ。・・・ひとまずオッケーかな」

「桃子さん、は?」

「あともう少し遅かったら死んでた。運が良かったね、僕が"たまたま"通りかかって」