大人オリジナル小説
- Re: お嬢様に虐められて虐めましょう。【自分投票】 ( No.159 )
- 日時: 2013/03/22 17:37
- 名前: 黒猫ミシェル
「も、桃子さんが!!"私の"桃子さんがっ!!」
「んーどれどれ?」
後ろを振り返った私は、顔を強張らせた。
憎しみに、顔が歪む。
「洸大・・・さん。麗華の婚約者が何のようですの!?」
「しーっ」
「桃子さんに触れたら許さないっ」
「麗華ちゃんに内緒でここに来てるんだ。静かにしてね?それに早く心配蘇生法をしなきゃ・・・死んじゃうよ?」
最後の一言に、佳菜子の顔が青く染まる。
こうして言い合っている間にも、桃山は死に近付いていくのだから。
★☆★
「ふーっ。・・・ひとまずオッケーかな」
「桃子さん、は?」
「あともう少し遅かったら死んでた。運が良かったね、僕が"たまたま"通りかかって」
「ありがとう・・・。でも、何で助けてくれましたの?」
「それは」
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