大人オリジナル小説

Re: お嬢様に虐められて虐めましょう。【自分投票】 ( No.162 )
日時: 2013/04/03 10:44
名前: 黒猫ミシェル

私は奴隷(子供たち)が集めっている部屋に入った。
香水の匂いがしない部屋に、顔をしかめる。

「あなた達。お母様からの命令よ。一回で覚えなさい」

「優奈さま…」

「今日のお昼ご飯なし。庭の手入れと窓ふき、床ふき。それと食器を全て捨てて頂戴。新しいのを買うから。あと、書庫を片付けて。新しい本が入ったから。他にお母様と私の靴を全て磨いて。ツルツルにね。部屋に塵一つでも落ちていたらお仕置きだそうよ」

あらかじめ考えて置いた台詞を奴隷に喋る。
別にこのくらい、考えておかなくてもスラスラ言えるけどね。
因みに一回で覚えられた。

「あ、あの…優奈様」

「何?」

「すみません…聞こえなくて、もう一度…お願い出来ますか?」

おそらく皆そんな気持ち。
勇気を出してそれを伝えた一人の奴隷を見る。
カタカタ震えていて、怯えた目で私を見つめていた。
ニコリと私は微笑む。

「私が悪いの?」

「……え?」

そいつは戸惑った様に伏せがちだった顔をあげた。

「あなたが聞こえなかったのは、私が悪いの?」

「そ、そんな、こと…」

「そうよね?聞こえないんじゃないわよね?馬鹿だがら覚えられないんでしょ?」

奴隷達は一斉に目をそらす。

「私は一回聞いてすぐ覚えたわよ?それに引き換え…アンタは恩人の娘である私に責任転換するの?」

「す、すみま、せ」

「あら、良いのよ別に謝らなくて」

「ヒッ」

私が取り出したモノを見て、喉を引きつらせた。
私愛用の鞭。
鞭の職人が私の為だけのオリジナルの鞭を作ってくれた。
お母様からの誕生日プレゼント。

「さぁ、そこに跪いて?それで許してあげる」

「…お、許し、くださっ」

「だから許してあげるって言ってるでしょ?…コレに耐えられたらね」

奴隷達が辛そうに顔を歪める中、私は鞭を振るう。
肌に赤い抉れた痕がついていくのが、その度にあがる悲鳴が、私を昂らせる。

「…っふう」

「あ"、ああぁ"…」

「約束通り許してあげる」

何十回か鞭を振り下ろした後、私は許してあげた。
まぁ、これも計算のうちだけど。

「本当は私もこんなことしたくないんだけど…お母様の言付けだから。ごめんね?」

「う"ッ」

ミミズ張りになっている箇所を手でさすってあげる。
優しい私の行為に、奴隷は涙を流して喜んでいた。

「さ、あんた達。さっさと仕事に取り掛かって」

私の一言で、固まっていた奴隷達が動き出す。
今だ跪いたままの奴隷の背中を抓る。
ビクリと身体を跳ねさせたが、私は気にしなかった。

「何休んでるの?行きなさい」

「っは、ぃ…」

奴隷達がいなくなり。
私は近くのソファーに腰をおろした。

「…良い感じね」

これで少しはお母様や私に対する反抗心が付けば、後は簡単。
それを促す事をしてあげれば良い。
過労で死んでしまったとか、餓死とか。
方法はいくらでもある。
もともと奴隷達は私達を嫌い、嫌がっている。
それを煽るのは、私にとって造作もない事。

「早く私達に怒りをぶつけてきて」

そうすれば、お母様は私だけのモノになる。
麗華なんて、どうでも良い。
私には、お母様さえいれば満足なんだから。

優奈は満ち足りた笑顔を浮かべ、自室へと帰っていった。