大人オリジナル小説

Re: お嬢様に虐められて虐めましょう。 ( No.50 )
日時: 2012/07/19 18:26
名前: 黒猫ミシェル

「ねぇ、洸大様?私たち、同志だと思うんですぅ」

「…どう言う事だい?」

「はっきり言って…洸大様は、麗華さんの事をお嫌いでしょう?」

聖花は、洸大の目を真っ直ぐ見て言葉を重ねる。
良く見ると顔にはかすり傷があり、シルクから透けて見える腕にはアザがあった。

「その傷…」

「ええ、麗華さんに付けられましたわぁ。八つ当たりでしたのぉ…」

「僕と芽衣の事で…?」

その質問には答えず、洸大を憎悪の表情で睨んだ。
もちろん、洸大が憎いのでなく、この会話から察するに、麗華を思っての顔だろう。

「私、もう我慢出来ないわ!!王女様面されるのもたくさん!!」

「だからって…僕たちには何も出来ないよ?」

「だから…私に考えがあるんですよぉ?」