大人オリジナル小説
- Re: お嬢様に虐められて虐めましょう。 ( No.6 )
- 日時: 2012/04/21 21:55
- 名前: 黒猫ミシェル
「皆さん、『あの部屋』へ行きますわよ」
「いやぁぁぁっ!」
「きゃっ?」
由愛はいきなり叫んだと思うと、麗華を突き飛ばした。
廊下の方へ駆け出す由愛を、周りはどうすればいいのかわからず
オロオロ視線をめぐらせる。
「麗華さぁ〜ん、捕まえましたわよぉ♪……どう料理なさるの?」
「清花さん、お父様に伝えておきますわ」
「ありがとうございますですわぁ〜」
「由愛さん、お父様は今日限りでお仕事、終わりですわね」
「ご、ごめんな、っぁ!!?」バシィッ
「お黙りなさい!わたくしを突き飛ばした、事実はそれだけで十分ですわっ!」
そう言い、麗華は高らかに笑った。
周囲の人間が、どういう目で自分を見ているかにも、気づかずに。
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