大人オリジナル小説

Re: ヤクブツGirl* ( No.3 )
日時: 2012/08/03 16:25
名前: 菜々希 奈菜 ◆mkSlAKVcCY

#2

ぶっちゃけ私は学校が嫌いだ。
利那たちがよくわからない嫌がらせのようなものをしてくる。
だけどあんまり気にはならない。中1になって餓鬼かよ。って感じ。

ガラリ!

大きな音を立てて教室のドアを開ける。
すると、さっきまで騒がしかったみんなが黙る。
そして冷たい目でこっちを見てくる。

「なんなんだよ。」

周りをにらみ、私はそういった。

静かで重苦しい空気の中、私は机に荷物を置く。
かばんを開けると、薬が2,3個入っていた。

あの野郎。一登め。

入ってるということは要するに……
薬物乱用者を増やせってこと。増えれば増えるほど利益が増える。
その3分の1をあたしのお小遣いとしてもらっている。10万ほど。

すると、ドンと目の前に数人の女子を連れた利那が現れた。
ぶりっ子口調でいつも私にいたずらをしてくる。
それが超不愉快。消えてほしい。

「あれぇ〜?きょうもきたんだ〜?くすくす。」

「こない理由があるのか?」

私は即答する。

「別に〜?ただ目の前にいられたら〜ふゆか「こっちの台詞だ。どけ」

私は利那たちを押しのけて、教室から出て行った。

やっと出れた。私はそう少し安心してから、屋上へと向かった。
授業なんてものには出ない。一日中そこにいる。