大人オリジナル小説

2-Bの秘密 ( No.3 )
日時: 2012/09/14 20:29
名前: ゆぃ

。*+小嶋 琉愛+*。


「おら。雑巾食えよ!!」

そう言ったのは三島矢枝。

それを見てにっこり笑みを浮かべている山崎萌花。

今日は萌花ちゃんはいじめを楽しでいる。

私は中1で引っ越してきて誰も友達がいない中、声をかけてくれたのは萌花ちゃんだった。


「ねぇ。どこからきたの?友達になろうよ」

と。


始めはとても可愛くて薔薇みたいな雰囲気の子だと思ってた。


目が二重でパッチリしていて鼻筋が通ってて唇が細く口の横にほくろがある。


とてもわたしには不釣合だと思っていた。


話しかけられてとても嬉しかった。


「うん。いいよ!私、京都から来たんだ、だから誰も友達いなくて・・・。」


そういうと一瞬おどろいた顔をしたがすぐに薔薇のような笑みを浮かべ

「大丈夫だよ。あたしたち友達でしょ?」


と言ってくれたのだ。




すると萌花ちゃんは休み時間になるといっつも私のところへ来てくれた。



萌花ちゃんはほかのクラスにも友達がいて、私は萌花ちゃん絡みでその子達とも仲良くなった。

入学してから3ヶ月後。


私は萌花ちゃんと離れてしまった。



二人共新しい友達ができてその子たちと仲良くなった。


だから

今はそんなに話していない。


でもあの萌花ちゃんが、優しい萌花ちゃんがいじめをするはずなんてない。



絶対に私はそう信じるよ。萌花ちゃん―。