大人オリジナル小説
- 2-Bの秘密 ( No.4 )
- 日時: 2012/09/15 10:02
- 名前: ゆぃ
。*+山口 蓮斗+*。
何故、萌花はああなってしまったのだろう。
萌花と小さい頃から一緒で小学校も一緒だった。
昔はもっといいやつだった。あいつは。
小4からか、あいつが変わったのは、
昔は頭もよくて大人しかった。
しかもいつも皆のことを考えていて
しっかりした子だった。
そんなところが好きだったのに・・・。
「おっはよー!蓮斗。あ、また萌花のこと見てんの?」
「いや。別に。」
こいつは友達の山本 尚毅。
小学校からの友達でとてもいい奴だ。
「・・・そっかー。萌花が変わったのって矢枝のせいだもんな。」
そう、そうだ。
小4の時、萌花が仲良くしたのは三島 矢枝だ。
三島はとても無茶苦茶な奴で
授業中は寝てるか、細貝 流美と話してるかしかない。
小学校の時何度も傷害事件を起こし警察まで学校にきたことがある。
まぁこいつの親が元ヤンだから仕方がないのか。
問題児で有名だ。
なぜあの萌花が矢枝と仲いいのかがわからない。
「あ。蓮斗ー!みてよこれ。瀬奈ちゃん可愛いでしょ?」
空海が制服をビリビリにされて上半身ほぼ裸の状態を俺に見せてきた。
すると萌花があれ、やってよ。という目で見てきた。
俺は汚くて臭い雑巾が入っていたバケツを空海の頭にぶっかけた。
俺はもう一度あの時の萌花にもどるならなんだってやる。
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