プロローグこの目はもう腐ってしまっていた。というよりもう自分で塞ぎ込んでしまっていたのかもしれない。今まで汚い物を見過ぎてどれが本当でどれが嘘なのか分からなくなっていた。だけど貴方が現れてから変わりました。この世界はこんなにも―――だった事を知りました。