大人オリジナル小説

Re: 親友『だった』わたしたち【題名変更】 ( No.8 )
日時: 2013/01/18 16:47
名前: かやこ
参照: http://tanabatakiseki.blog.fc2.com/

ガラガラッ!

扉が開き、先生が入ってきた。

先生!先生なら、助けてくれるはず!!

「ん?なんだこの臭いは?」

「せ、先生・・・」

声を出し、助けを求めようとした。

「なんだ?これは!さっさと片付けなさい」

うそでしょ?

「ち、違うんです!先生・・・あの」

村田さんがやったんです、と言おうと思ったとき、村田さんが私を見た。

それを見たとたん、私は急に怖くなった。

なぜなら、それは、私が昔いじめられていたときの、いじめっこの目だったからだ・・・。

「どうしたんだ?」

先生が私に問いかける。

「な、なんでもないです・・・」

私は、そう答えていた。

「そうか、じゃあ片付けなさい」

みんなが、朝の学活をやっている間、私は片付けをしていた。

そんな中、私はこんなことを思っていた。

小学3年生・・・。

あの時の悪夢がまた、蘇るのか、と・・・。