大人オリジナル小説

Re: いじめられて〜お嬢様、だったのに〜【コメ大歓迎!!!】 ( No.5 )
日時: 2013/01/11 22:35
名前: 如月うさ

第三話 ほんのちょっとなら…


「おはっ!紗里亜、今日遅くない?」

私が教室に入ると、もう藍那がいた。

「遅いね、いつもよりは」

私は、希をいじめることしか考えてない。

―今日の放課後、みんなでたまる。それで…

「……りあ、紗里亜!ねえ?」

「え、何?」

「珍しくぼんやりしてるんだねっ。あのさ、課題できた?」

「え、まだに決まってるでしょ?来週までなんだし…」

「紗里亜らしくないなぁ。私、もうできたよ」

「早い!!」

藍那、結構、今回の課題ではまじめだなぁ。

そういや、歴史のテスト、藍那はダメだったんだっけ。

「おはよ。遅くなった!」

皇女だ。

「皇女、おは!」

「おー。紗雪も、後ろにいた…来た来た!紗雪!」

「わかってるって!ま、いっか」

この雰囲気、大好き。

私がこの平和な日常をつぶしてしまうの?

ごめんね、紗雪、皇女、藍那。

「おはよぉ、みんな!」

「おは、のんたん」

「おはよ」

みんなが集まったところで…。

「ねえ、今日の放課後、教室で話さない?」

「いいけどぉ、希、委員会の打ち合わせがあるから、遅れちゃうよ!」

「別に、それでもおkだよ」

いや、そうじゃなきゃダメなんだけど。

今日はゴミの日じゃ…ない!!

良かった。

何でいいかって?

それは、後になって、分かること。

放課後、待ち遠しい。