prologue友達。あたしにはいると思ってた。いつも常に周りには人がいたから。人気者までは偉そうに言えないけど、最低、嫌われてはないと確信していた。今ではそんな自信、どこから沸いてきたんだろうって思う。あたしはいつから…、道を踏み外してしまったんだろう。あぁそれはきっと、“あの時”―――――……なんて思い返してみても、もう、遅い。後悔したって…後には戻れないんだから___。