33話 パーティ・後編「……雪乃……」涙が止まらない。ただただ溢れる熱い雫は、止まることを知らないようで。何度拭っても溢れてくる。「……ルカ……私はどうすればいいの……?」私はルカの胸に、顔を埋める。「全ては綾乃が決めることだ。俺にはどうすることもできない」ルカの声に、また涙が流れる。「……決めた」私は、皆を見つめる。「復讐をーー」