大人オリジナル小説

Re: 【リレー小説】きっとそれは絶望論【募集ちゅっ!】 ( No.120 )
日時: 2013/06/11 22:06
名前: ^p^ ◆vMGDUlK0sc

アイスが美味しい季節になってきた。
>>119の続き〜(^.^)/~~~
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(双葉視点)

小鳩様の力が抜けたようだ。
私は手を離された。

「お姉様が『よく使える子』と言ってくれるだけで嬉しいんです。」

私はそう言うと、お姉様へ駆け寄った。

「……お姉様!?大丈夫ですか!?……頬が赤くなってます!お姉様、お迎えを用意しておきます。先に玄関へ行っていて下さい!」

私は笑顔で言う。

「…………ええ、有難う、双葉。……あと、奏。」

するとすぐに小鳩様が私の耳を塞いだ。
……あまり聞かない方がいい事くらい、私は分かる。

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(四葉視点)

「……貴方も本当に、『よく使えた』。」

私は奏の耳元でボソ、と言った。
この言葉の意味は。

瞬と私が仲良くなるのに本当に奏はよく使えた。
だって、奏と仲良くすれば、瞬とも仲良くできる。
昔は、私と瞬を二人きりにさせてくれたし。
本当に『よく使える子』だったわ。

でも現在は。


「じゃあね。」

私は廊下を歩き、玄関へ向かった。

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(二葉視点)

お姉様が通り過ぎると、私は奏様を睨んだ。

「……奏様!お姉様を……よくも叩きましたね!?」

奏は黙っていた。
まるで、私が次の言葉を出すのを待っているかのように。

私は口を開いた。