大人オリジナル小説

Re: 【リレー小説】きっとそれは絶望論【募集ちゅっ!】 ( No.122 )
日時: 2013/06/13 19:28
名前: ^p^ ◆vMGDUlK0sc

>>121の続きです('◇')ゞ

________________
(四葉視点)

玄関前で、瞬が囲まれていた。
……糞共が、瞬の周りにいるんじゃねーよ。

瞬に話かけたいが、糞共が周りにいるせいで話せれなかった。

その時、誰かが声をかけた。

「こんにちは。」

……女。
クラスは……同じ。
相坂 咲。
後ろで手を組みながら、私の前に立っていた。

「貴方も大変ね。夏休み前に転校って……」

「親の都合で振り回されてるだけ。……まあ、他の理由もあるけど。」

瞬に会うために、決まってるじゃない。
その心を読んだのか、咲は言った。

「へえ……瞬に会うために来たんだ。」

「何で分かるの?」

「だって……さっきから瞬の方ばっかり見てるから。でもあいにく、瞬は彼女持ちよ。知ってると思うけど。」

……この女は、鋭い。

「まあ、そんなに睨まないの。……ねえ、貴方。瞬の彼女は貴方のライバルとして見れる?」

こくん、と私は頷いた。

「……私達、結構似ているのね。私もライバルがいるのよ。女同士だけど……」

「その人の名前は?」

咲は言う。

「氷上 氷柱。……フフ、まあライバルを持つ同士、仲良くやりましょう。」

咲は手を出した。
私は咲の手を握った。

________________
(双葉視点)

「貴方も、最低ではありませんか?」

……え?

「だって……四葉が瞬と出会う前に、短期間だけ、四葉が虐められていた時。貴方は何をしていたんです?」

……違う。

「逃げていましたよね?」

違う、

違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う

「違う!」