大人オリジナル小説

Re: 【リレー小説】きっとそれは絶望論【募集ちゅっ!】 ( No.25 )
日時: 2013/04/30 19:48
名前: ^p^ ◆vMGDUlK0sc

>>24の続きですっ

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(氷上 氷柱視点)

教室は、とてもザワザワしていた。
次は……また自習か。
学級委員が黒板にでっかく「自習」と書いた。

『ガララララッ』

扉の奥には、葵がいた。
教室はシーンと静まり返る。
葵は無言で自分の席に座ろうとした。

「ねえ、鈴木さん。」

……言いだしたのは、神崎 桃だ。

「さっきの発言、奏様に失礼だと思うよ?謝りなよ。」

葵は俯いたままだ。

「そうだそうだ、謝れ!」
「鈴木さん、早く謝ってよ!」
「奏さんがかわいそう!」

周りも同感したのか、訴えている。
すると、葵が俯いたまま、立った。
そして大きな声で言った。

「うるさい!黙れ!お前らには関係無いっ!」