大人オリジナル小説

Re: 【リレー小説】きっとそれは絶望論【募集ちゅっ!】 ( No.72 )
日時: 2013/05/05 17:41
名前: ^p^ ◆vMGDUlK0sc

>>71の続きナリ ^^) _旦~~

______________
(氷柱視点)

「葵。ちょっとこっち。」

桃が救急車で運ばれ、奈央は親を呼ばれ、職員室で話をしている。
そして私達は今、自習の時間。

「何?氷柱。」

「……屋上来て。」

私達は無言で、上へ上った。

〜屋上〜

私は椅子に腰かけた。葵もその隣に座った。

「もう、やめてほしい。」

「何を?」

ここまでやって自覚してないの?

「……虐め、だよ。」

「嫌。私は虐めをしてないと、仲間ができないから。」

葵にもそれなりの理由はあった。
けど。

「だからって……自分の嫌いな金持ちを狙うなんて……」

「いいの。……氷柱は黙って見てればいいの。」

言ったな。
……ここで、私はコレを言う事を決めた。

「ねえ、葵。私昨日、私の判断で貴方の味方にはなれる、って言ってたじゃない?」

「うん。言ってたね。」

「……だったら、それの逆もあるんじゃない?」

「!」

葵はここでハッとした。
多分。

「私の判断で桃と奈央の味方になる事もできるんだよ?」

……さあ、葵。どうする?