大人オリジナル小説

Re: 【リレー小説】きっとそれは絶望論【募集ちゅっ!】 ( No.80 )
日時: 2013/05/05 21:03
名前: ^p^ ◆vMGDUlK0sc

>>79の続きだぜ(キリッ ミ☆

_______________
(氷柱視点)

______ここは何処……?
目を覚ますと、真っ白な天井に、
真っ白な布団。

そう。
私は精神病院にいるのである。

「目が覚めましたか」

ここで私は、昨日やった事を思い出した。
……何で私は葵を殴ってしまったのだろう。
最後はきちんと、葵と『友達』……いや、
『親友』で終わらせたかった。
なのに、殴ってしまった私は馬鹿だ。
馬鹿だ。



馬鹿だ。




「っ!!」

「あっ!安静にしていてくださいっ!」

医者の言う事なんかクソくらえ。
私は走っている。
学校に行くために。

葵に謝る為に。

奏に謝る為に。

クラス全員に謝る為に……

(奈央視点)

私は一週間の停学になってしまった。
先生や親は私が虐められていた事を知らない。

「奈央ちゃん、ご飯よ……」

お母さんが私を呼んでいる。
私は一階に降りて、テーブルに座った。
机の上には、でっかいおにぎりが二つ。

「いただきます。」

私は手を合わせ、おにぎりを食べ始めた。
……思えば、

なんで私はあんな事をしてしまったのだろう。
もう桃は私を親友と思ってくれないだろうな。

「ごちそうさまでした。」

「お粗末さまでした。」

お母さんは私に気を使って、事情を聞いてくれないでいる。
でもお父さんは強引に聞いてくるから、嫌いだ。

私は二階に上がり、
勉強を始めた。
宿題が結構、貯まっているのだ。


(葵視点)

……ここは……どこだ?

……冷たい床……

ああ、そうか……

さっき、体育館倉庫に放り込まれたんだ……

ここは窓も無い。

真っ暗だ。

誰か、助けてくれ__