大人オリジナル小説

Re: 【リレー小説】きっとそれは絶望論【募集ちゅっ!】 ( No.93 )
日時: 2013/05/24 19:56
名前: ^p^ ◆vMGDUlK0sc

>>92の続きナノです(*'ω'*)

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(葵視点で、葵が学校から逃げた後。まだ現在ではありません)

「……鈴木。鈴木葵です。」

すると颯は。

「……え?葵さん?」

……やっぱり、驚いたようだ。

「何があったんですか?」

「……話すと、少し長くなる。」

私はこの言葉が自然に出た。
多分、私の体は暖かさを求めているのだろうな。

「……そうですか。では、門を開け、迎えをそっちに行かせますので、少々お待ちくださいね。」

ガチャ、とインターホンの声が途切れた。
するとすぐに、門が開き、車が来た。

……よく見ると、この車。運転手とか、人が誰も乗っていない。
オート運転、ってやつなのかな?

車の扉が開くと、私は入った。
中は結構広い。
多分……リムジンなんだろう。
テレビもついてるし、お酒を置く所もある。
やっぱり金持ちって……

いや、今はそんな事考えちゃ駄目。
私はぶんぶん頭を振り、椅子に座った。

沈黙の九分間。

しばらくすると、テレビがついた。

「葵さん、もうそろそろお屋敷に着きます。少々お待ちください。」

……今思ったが、何故颯が居るのだろう?
使用人とかそういう者なのか?

一分すると、またまたデカい門についた。
車の扉が開き、私は出た。

『ガラガラガラガラ……』

……最初は何から、話そうか……

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(現在に戻ります。)
(奏視点です)

「もう……もうやめて。桃……」

だけど桃さんはゆっくりとこう言った。

「嫌だよ。私は奈央達を守る為に、『復讐』。をしてるんだよ?私に感謝しなくちゃ。ね?」

桃さんは無邪気な笑顔でそう言った。
……かなり、最高の笑顔。
なのに、何で。
そんなに暴れるんだ。

氷柱さんも、何だかおかしい。
……すべて、葵さんに聞いた通りだった。

私はどうすればいいのだろう____