大人オリジナル小説

Re: 【リレー小説】きっとそれは絶望論【募集ちゅっ!】 ( No.94 )
日時: 2013/05/24 20:25
名前: ○☆*_日暮_*☆○ ◆PGhgwuHsZ.

>>93の続きなのラ♪

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(颯視点)

御屋敷の窓から来るのを待ち、来た瞬間に屋敷の扉を開けた。
部屋に恐る恐る入ってくる葵さんの姿をモニターで見て、放送を流す。
「えっと、管理室にいるので、僕の部屋に入って下さい。鍵は空いてるはずです」
僕は放送をやめて、二階へ続く階段を登る。僕の部屋に着き、ドアを開けるが葵さんは居なかった。
迷子にでもなっているのだろう。男装だけど、良いよね。探しに行こう。
それにしても執事服は暑いな。長話に付き合っていられるだろうか。

(桃視点)

「感謝なんてしない」
「え……奈央、なに言ってるの…?だって私と奈央は親友。手を握ったもの」
奈央の腕を捲り、小さな印を見せる。
「これは痛かったよねぇ?火傷で印作ったもん。だから奈央は





ニ・ゲ・ラ・レ・ナ・イ」
私の脳内は奈央の泣き顔を見て笑い続け、奈央に殺意を抱こうとしていた。
それが本当になるなんて知る由も無かった。