大人オリジナル小説

Re: 死or生 ( No.40 )
日時: 2013/07/22 09:30
名前: 恵美

#進む計画 ナノサイド

ねぇ、ラト。計画の方はどお?

「完璧です。しかし…」

しかし?

「ミユにはもう少し絶望を味わってもらいたいのです」

なるほど…でも、どうやって?

「メイの病室に忍び込み、完全に殺すというのは…?」

それ、良いじゃない

まぁ、いいわ

まだ時間はある

学校で【あの子達】と決めるから

「そうですか。いってらっしゃいませ【お嬢様】」

♪♪♪学校にて♪♪♪

私が教室に入ると数十人の女子がきた

「おはようございます!ナノ様!」

彼女達は私の家来なの

「今日もお綺麗ですね♪」

すると、私の家来の中の一人が私のバッグに気がついた

「あれぇ?そのバッグどうしたんですか?可愛いです!」

「そうでしょう?パパ頼んで海外の有名デザイナーに作ってもらったの♪」

「わぁ♪さすがナノ様♪」

そう…私は特別

生まれつき可愛くて運動もできて成績優秀

しかもお金持ちなのよ♪

家来はみんなブスばっかり♪

すると、私のバッグの横に走っていった私の家来ではない女が転んだ

「きゃあ!」

バカじゃないの?

「ナノ様!!バッグが……」

私がバッグを見るとバッグにはキズがついていた

「す、すみません!!ナノ様」

転んだ彼女は必死に謝ったが家来は彼女を冷たい視線を浴びせ、言った

「何この女。サイテー」

「ウザイ。消えて」

「弁償もできないくせに」

私はいいきみーと思いながらも言った

「皆さん、もういいわよ」

すると、家来は言った

「でも、こいつ…」

「いいの」

私は家来が言うことをさえぎって言った

「皆さん、良いこと教えてあげる」

「何々?何ですか?」

フフフ♪♪

「あなた、お名前は?」

彼女はかそぼい声で言った

「佐野…真美…で…す」

「佐野さんね♪あのね…」




「明日からあなたはいけにえよ」