大人オリジナル小説
- Re: It Kills Game ( No.10 )
- 日時: 2013/08/03 01:34
- 名前: りらてんて
ー宮本 加奈sideー
「宮本だけでも…」
内村くんは倒れた
「内村くん!?」
私はフラフラしながら近づいた
紺色の制服には大量の血が流れ出している
「あ、あの!!内村くんなんとかしないと…死んじゃいます…はやく内村くんの手当てをしないと…って聞いてます??」
真剣に話す私とは対象に男はタバコを吸いながら遠くを見ていた
人が死にかけてるのに…
「あぁ!?そんな人間の1人や2人死んだってなんも起きねーよ!!それにこれは殺人ゲーム、あのカタコト野郎はそれを望んでんだ」
男は眉間にシワを寄せてどなった
「そうかも知れませんけど…」
私は彼に近付いて説得をしようとしたが彼に腕をつかまれた
「え、ちょ!?」
「じゃいくぞ」
そういって彼は私を引っ張る
いくってどこ!?内村くんは!?
「ちょっと待ってください!!意味がわかりません!!」
私は腕を振り払う
「あー、めんどくせーな。そこの死に損ないが言ってただろ?お前だけでもここからつれだせってよ」
彼は内村くんの見てそういった
…そうだけど
「でも」
「はやく行かねーとまたアイツらがくるぞ?」
私たちのちょっと向こうにはナイフで殺し会う3年たち
「あなたが内村くんをつれていかなかったら私がつれていきます」
決めたんだ…内村くんはいじめられてる私を選んでくれた。
だから…見捨てるわけにはいかない
「わかったよ!つれてきゃいーんだろ!!」
彼はめんどくさそうに内村くんを持ち上げた
「コイツもう死んでじゃね??」とか文句をいいつつ、外へむかった。
PR