大人オリジナル小説
- Re: It kills Game ( No.5 )
- 日時: 2013/07/30 02:10
- 名前: りらてんて
俺はゆっくりと目を開けた。
海斗は赤い赤い血を流して倒れている
クラスメートを見ると"敵"を狙うような目でこちらを見ていた
あとは逃げるが勝ちか…
俺は宮本の腕を強引に引いて走った
後ろからはクラスメートが走って追いかけてくる
勿論廊下には沢山の生徒が殺し合いをしていた
床は真っ赤で気を抜けば人につまずいたり床が滑りやすくなっていて転んでしまいそうだ。
やばい人の量とにかくひとまず何処かに隠れよう
美術室なら…
目の前にあった美術室…そこに隠れた
走ってきたせいで息が上がっている
俺は美術室の床にすわった
「内村くん…あ、ありがとっ」
宮本は俺のとなりに座った
「宮本を好きで助けたわけじゃない。これは人口を減らすゲーム。いじめられてる宮本一人殺しても意味がない。」
「そっか…」
しばらくの沈黙が続いた
宮本の方を見ると何か言いたげにしていた
てか…
宮本ってこんなに可愛かったっけ…
真っ白な肌に真ん中分けをした茶髪のボブヘアー
小顔に大きな黒目がちな目そこから伸びる長い睫毛は透き通る柔らかそうな頬に影をつけていた
セーターを来ているせいで余計に小さく見える
紺の短いスカートからすらりと伸びる折れそうな細い足
膝上の黒いソックスがまた足を細く見せた
華奢な女神のようだ
…って俺は変態か??見とれすぎだろ…
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