大人オリジナル小説
- Re: It kills Game ( No.6 )
- 日時: 2013/08/01 01:22
- 名前: りらてんて
「宮本。そろそろ行くぞ??」
隠れるのも時間が経てばすぐばれる
「うん」
俺と宮本は立ち上がり
俺は辺りを見回した
どうやら俺らのクラスメートは何処かに行ったっぽいな
いくならいまだ
俺を先頭に美術室を出た
まずはこの学校を抜けよう
ここは2階。昇降口は1階
よし。近い
俺と宮本は美術室の隣の階段を降りた。
1階につくと叫び声が響いていた
そこには3年がナイフをもって刺しあっていた
これは…やばい
いくら竹刀でも勝てない物はある。
ナイフなんかで挑まれたら人溜まりもない
「宮本ここからは走るぞ」
「でも…」
「落ち着け宮本。ここから見える人数的に多分1クラスだろう。殺そうと思えば殺せる人数…でもこっちは竹刀だ。だからこのままつっぱしる。いいか」
宮本はこくりとうなずき俺を前にして走った
すぐ右に曲がれば見えてくる外の光。
ナイフで刺す3年の間を通ってひたすら走る
あと少し…あと少し…
「きゃっ」
後ろで宮本の叫びが聞こえた
とっさに後ろを振り返る
宮本は押し倒されていた
仰向けに転がる宮本に3年がナイフを向ける
「やめろおおおおおお!!」
俺は竹刀を降りおろした
今までで一番強い力で…そいつはもう死んだだろう
「内村くんありがと」
宮本は少し微笑んだ
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