大人オリジナル小説

Re: 裏 切 り リ ス ト カ ッ ト 。 ( No.13 )
日時: 2013/10/31 17:45
名前: 魅狂 ◆96UsWCA62Y

>>10 くう

本当にくうは優しいんだから。もっと、こー……踏むなり焼くなり((ryしてくれてもいいんだよ??
何ならお年玉一万円((おいおいおい

更新頑張るぜぇぇ

>>11 エリカ様

態々謝りにきてくださり、有難う御座います。
ですが、一つ約束がございます。

私は昔から、両親に「責任を取るところは取れ」と教えられて、何かあるとすぐ出ていくと言い張ってたんです。
そしたら親友が傷ついちゃったみたいで。
エリカさんにとって恵美さんは大切な方だと思います。
だから傷つけたり不安にさせたりしないように、別館からは出て行かないで下さい。
ありエリカさんが出て行くのは私も悲しいです。

>>12 どろっぷ様

そ、そそそんなに深く謝らないでくださいっ!
私、大丈夫ですし嬉しかったので!!!ナリって解ったから、安心もしましたし。
明るく行きましょう、明るく!!


_______________________________
【プロローグ 絶望劇】

麗音は元々美少女だった。自分の整った顔を自慢とし、にっこり微笑んで。
でも、ある日突然三つ編みにし、赤い眼鏡をかけ始めた。
私立ティアンシェル学院で、少女は何時も悪口を叩かれる。
慣れているのか、隅でずっと本を読んでいた。
死ねばいいのに、と目の前で言われても反応しない。
少女も私も只々、悪化する日を待っていた。


「麗音と焔様が転校することになったわ!!」

すぐ噂になった。ある少女が「麗音はどうでも良いが」と付け足す。
笑い声が少し混じり、収まったあと低い声がする。

「なにゆえですか」

『月峰 マミヤ』が聞いてきた時、ずっと私は黙っていた。

「マミヤ」
「何ですか、アカネ」
「焔様に詰め寄るな。足元にも及ばない立場で何を考えている」
「仕方ないではありませんか。焔様はこの学院の期待の星。未来の学院長を任されていたのですから」
一瞬、アカネは黙った。周りは美男美女の口論バトルで静まり返っている。
「マミヤ…否、巫女姫。決まった事なんだ。焔様を困らせたらどういう目に遭うか……何人もの怪我人を見てきただろ。解るよな、巫女姫」
「もう、耐えられないのです。焔様と麗音が一緒にいると、期待の星は輝けなくなる。それが、嫌なんです」

この口論は、先生が来るまで続き、歯車が逆回りするまで頭の中で響いた。



『狂ってしまえばいいのだよ』

悪魔が微笑んだのに気づくのはもう少し先である。