大人オリジナル小説

人柱アリス+。
日時: 2009/12/11 21:05
名前: Alice+*

ハロ〜♪ Alice+*ですミ★

初めて書くので、よろしくお願いします!!

*注意書き*

1)暴言や悪口は書かないで下さい

2)チェンメや呪いのテガミ((笑 は書かないで下さい

3)オリキャラも募集してます


〜以上です〜


がんばるので応援して下さい♪









この小説のイメージソングは『人柱アリス』と言う曲です♪

良かったら聞いてみて下さい☆

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Re: 人柱アリス+。 ( No.38 )
日時: 2011/03/27 18:06
名前: Alice+*

*○*第9話*○*


真「・・・え?お父さんそれって・・・」


父「頼むっお前ならきっとすごい曲が作れるはずだっ」


家に帰ると父が玄関の前に立っていた。


うちの父は作曲家オーケストラの曲や、普通の歌手の曲を作ったりしている。


って言っても、すっごい売れてないんだよね。


話を聞くと、わたしに作曲してほしいとのことだ。


真「でも・・・」


父「家族の生活のためだと思ってどうか作ってくれないか?」


そう。うちの家族は父が全然売れないため、母がパートをして何とかやりくりしている。


作曲家なはずなのに母と月給があまり変わらない。


真「売れるかわからないけど、まぁ作るくらいなら・・・」


父「本当か!?じゃあ早速」


と言って、白紙の楽譜とペンをわたしてきた。


そして、小さなピアノが置いてある2階の部屋へくると、いすに座った。


真「頑張ってみよ・・・」





あれから、1週間ほどたった。


真「できた・・・」


手を上にぐーっとのばす。


真「よしっ早くお父さんに見せてこなきゃ!」


その曲は自分なりに結構な曲だったので自然に顔にニヤつく。


そして、階段を急いで下りてリビングへと転げ入った。


父「どっどうした!?そんなにあわてて」


家に帰るのが遅い母に代わって家事などを任されている父はちょうどお皿を並べているところだった。


真「できたっできたよ!」


父「・・・できた!?まさか、もう完成したのか?」


真「うんっ何かね、次から次に音があふれ出てくるの。・・・ほんと感謝しなきゃね・・・フフ」


父「よしっ見せてみろ」


真「・・・はい」


父「・・・なるほど・・・ちょっと先に夕飯食べててくれ。そして俺は当分部屋から出てこないと思うから、母さんに伝えておいてくれないか!?


真「あ・・・うん。いいけど」


そう言うと、すごい足音をさせながら子供の様にドタドタと階段を駆け上がっていった。


真「魔離紗さん・・・あなたは一体何者なのかしら」


そして、ドアの近くでたちつくしていたわたしは、ソファの上に乱暴に置かれたかばんに入っている、真っ黒のCDをとりだした。


真「それより、ほんとにあんなものと交換でよかったのかしら?」


それから10分ほどぶつぶつとつぶやいていたけれど、とりあえず夕飯を口にした。


真「・・・何か静かだな。TVでもつけよっ」


ピッ


と、リモコンの電源というスイッチを押した。


真「あっひかるちゃんだっ!!やっぱり可愛いな・・・」


ちょうどTVをつけると、バラエティ番組をやっていた。


そして、その番組のゲストに今話題の中学生。一ノ宮ひかるがでていた。


ひかるちゃんは小学生時代みんなにいじめられてひきこもりになってしまっていたわたしに勇気をくれた女の子だ。


ある日ネットのブログを暇つぶしに見ていた時に、『ブログのコメント数再生回数1位の中学生子役』と言う文にひかれ観覧してみた。


【今日は映画の撮影で〜・・・】とか【買い物にいったよ〜・・・】とか、そんなことが書いてあった。


たまに写真も付いていたりする時があって、わたしはただ純粋にかわいいな〜と思って、コメントしてみた。


【同級生だ!可愛いですね♪わたしもあなたみたいな人になりたいです】


他にもたくさんコメントがあって、きっと忙しくて見てないんだと思うけど、なんとなく書いてみた。


すると、真夜中にまたいってみると。


わたしにコメントがかえってきていた。


【同級生なんですか!?ぜひネットの中でいいですので、友達になってください!わたし学校にいってないから同級生の友達とかめったにいないんです】


とあった。


まさかこんなすごい有名人から返信がくるとは思ってなかった。


だから【友達にぜひなってください】と返信した。


とっても嬉しかった。


ネットの中だけど、有名人だけど、同級生の友達ができたことが本当に嬉しかった。

















――あぁ。この時、なぜネット友達になってしまったのだろう。


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