大人オリジナル小説
- 僕と君と プロローグ
- 日時: 2011/06/03 12:06
- 名前: km
ベタな小説作ってみましたぁ・・・読んでもらえたら嬉しいです
主な登場人物紹介
・藤岡 速人
・舞城 優
・舞城 美恵
〜プロローグ〜
俺のせいだ・・・俺が・・・俺があんなことしなければ・・・
速人は無情にも降りしきる雨の中自分を責めていた・・・
・・・一週間前・・・
「あ・・・雨降ってるよ・・・速人」
優はコンビニの窓に額を寄せて真剣な顔つきで外を見ていた。その顔があまりにも面白くて俺はつい笑ってしまった。
優は不思議そうに俺の方を見ていた。
「どうしたんだよ速人。僕の顔になんかついてるのか・・・?」
優は顔を赤くしながら俺のほうに近づいてきた。
「いや・・・なんでもないよ・・・」
やっぱり優は男だけどかわいいんだよな無邪気で女みたいにかわいくて・・・女子にも好かれて。
それに比べて俺はみんなから、無愛想だ、気持ち悪いとかいろいろ罵られて・・・女子達には変な目で見られるし・・・優がうらやましいよ。
俺はいつも一人ぼっちだった。クラスのみんなから悪口を言われて悔しくて悔しくてしかたがなかった。
本当はみんなと仲よくしたいし友達を作って一緒に遊んだりしたかった・・・。
でも、話しかけようとしてもその先の未来が怖くていつもためらってしまった・・・・・・。
それが原因で無口で無愛想と勘違いされ結局自分の気持ちを伝えられずにいた。
でも、ある日・・・
「おーいお前ら席に着けー!今日はお前らにいい知らせがあるぞー!なんとウチのクラスに転入生が入ってくるんだ!ちゃんと仲良くしてやれよー」
転校生か・・・先生の話を聞いて少し期待してしまった。
もしかしたらこの転校生なら俺の友達になってくれるかもという考えが頭の中をよぎったが・・・期待してはいけないと思いやめた・・・・・・。
もし期待して友達になれたとしても周りのやつらの反応を見ればきっとそのうち転校生も俺から離れていってしまうのではないかと思った。
「こんにちは。僕は舞城 優です。お父さんの転勤で上北中学校からこの町に引っ越してきました!これからよろしくお願いします!」
転校生は俺の思ってたイメージとは違って爽やかな表情で自己紹介をした。彼は背が少し小さく女のような顔つきだった。
「じゃあ・・・席はどーすっかなぁー・・・。ああそうだ、藤岡 速人の隣が開いてるな。よし、そこだぞ舞城。今日から舞城は藤岡の隣。はい、決定!」
先生は上機嫌で転校生に言った。でもみんなは了解したものの不満そうな表情だった。
先生が教室を出てってから転校生が話しかけてきた。
「藤岡・・・速人君っていうの?かっこいい名前だねー
優って呼んでねー♪君の事は速人って呼んでいいかな?エヘッ☆」
俺はどうこたえればいいかわからずとまどったがとりあえずうなずいた。
心の整理がつかない・・・友達はいらない・・・必要ないと思い始めていたがやはり話しかけてくれると嬉しい一緒にいるのも楽しい・・・。
友達っていいな。
俺は一緒に分かり合える友達が欲しい・・・そう思っていた・・・
ってカンジです・・・
ちょっと恥ずかしい・・・///
また続き書くのでよろしくお願いします・・・
みなさんの感想聞かせてください!
- Re: 僕と君と プロローグ ( No.10 )
- 日時: 2011/06/24 19:53
- 名前: mk
ふじたろう!ありがとう(^−^)/