大人オリジナル小説
- 僕と君と 第一章 トモダチ 登場人物たちのイラスト募集
- 日時: 2010/12/17 17:04
- 名前: km
今日は、日曜日に優とゲームセンターへ行く約束を
した。
いつもの俺ならそんな事には一切興味を持たな
いだろう・・・
でも、優が俺と行きたいといって駄々を
こねていたのでOKした。
なんか、優といると小さいころの記憶が・・・・・・
でも・・・なんだかよく思い出せない・・・。
「はやとーどしたの?」
いきなり話しかけられたせいか俺の心臓は速いスピー
ドでドクドクと脈打っていた。
「いや・・・なんでもない。それよりさ、日曜日の集合
場所決めねーと」
自分の考えを悟られたくなかったのか・・・それと
も・・・
「速人はどこら辺に集まりたいの?家の近くかゲーセ
ンの近く!さあ、選んで!」
ひっきりなしに話しかけてくる優を見て、俺はこんな
にしゃべりかけてくるやつなんか見たことないとおも
っていた・・・俺みたいなやつに・・・。
「俺はどっちでもいいよ。優の好きな方を選べよ」
そう答えたが優は不満そうな顔をしてこう言った
「僕は速人の好きなほうじゃなきゃイヤなのー」
優は頬を膨らませて俺を見ていた。
なんでだ・・・?なんで俺なんかのことを気づかってく
れるんだろう・・・。
俺といたって損するだけなのに・・・
「優、なんで俺と一緒にいるんだ?俺はクラスで友達もいないのに・・・俺なんかと一緒にいたらお前までい
じめられるぞ?」
優は、俺がいきなりそんなことを言ったもんだから驚
いたように見えた。
「なんで・・・ってそんなの決まってる速人は僕の友達だから。」
友達・・・。その言葉を聞いたとたん俺の心が重いもの
をどけてもらったように軽くなった。
今までそんなこと誰にも言ってもらったことがなかった俺は胸に何かがつのる感じがした・・・。
目から涙が溢れ出してきた・・・抑えようとしても抑え
きれない。嬉しいのにどんどん涙は溢れてくる
「ど・・・どうしたの!?僕、なにか速人の嫌がるようなこといっちゃった?」
優は自分が何か変なことを言ったのではないかと思っ
て不安げな顔をしている。
自分の感情が抑えきれなくなった俺にやさしく接して
くれる優・・・。
俺はそんなことをしてくれる優に感謝した。
伝えたい、今まで抑えてきてた感情を・・・寂しかった
んだって・・・。
優が友達と言ってくれたことがとても嬉しかったと
言うんだ・・・自分の言葉で優に伝えよう・・・・・・
優は、俺の話を静かに聞いてくれた。
俺が話し終わったあと、優は静かに言った
「速人はいつも寂しかったんだね・・・誰にも話せなくてその寂しさを一人で抱えてたんだ・・・」
優は母親のように優しい言葉をかけ、涙で顔がぐしゃ
ぐしゃになっている俺にハンカチを差し出し
「これで拭きなよ」
と一言いい手を握ってくれた。そして
「これからはもう一人ぼっちじゃない!僕は君の友達
!速人の友達だよ!!」
それから、恥ずかしげにうつむき帰ろう・・・と言っ
た。
優は家までおくっていくといって、俺の家まで着いて
きてくれた。
「優、今日はありがとう・・・おかげでスッキリした」
優は照れているみたいで顔が赤かった
「そんな大したことなんかしてないよ・・・。あっ、そういえば・・・ゲーセンの集合場所決めてなかったじゃん。今、決めちゃおうよ!」
集合場所・・・すっかり忘れてた。さっきまであんなこ
とがあったからそっちのけで・・・優が思い出してなか
ったらあやうく忘れるとこだった。
「優、あのさ集合場所はゲーセンの近くに新しくできた喫茶店知ってるか?えーっと名前なんだっけ?」
やばい喫茶店の名前忘れた・・・
思い出せそうなんだけど・・・
俺が名前を思い出してるうちに優が言った
「ポポロ・・・?あー・・・たぶんポポロだったとおもう」
自分が言った名前があってるのか不安だったんだろ
う・・・自信なさげに言った。
でも、優の不安とは裏腹にもあっていた。
その日の夜はいつもと違う夜でこんなに楽しい気分に
なったのは初めてだった。
俺は思った。明日も明後日も、また次の日も・・・優が
いてくれれば毎日が楽しくなるようなそんな気がして
いた・・・。そう、思っていた
闇が俺を不幸へと導く、その日までは・・・・・・
よくあるパターンの小説しか書けなくてごめんなさい
これからも、この小説の続き書いていくので
コメントよろしくお願いします。
- Re: 僕と君と 第一章 トモダチ 登場人物たちのイラスト募集 ( No.3 )
- 日時: 2011/06/27 19:11
- 名前: mk
ありがとう!
つーか愛してるって何だよ(笑