大人オリジナル小説
- 私…何かした…?―悪夢のクラス―
- 日時: 2011/08/27 23:52
- 名前: マィヵ ◆UbQztIuXpw
- 参照: ━モウダメポ━(☆´д`)━(゜Д゜〃)━ハウハウ━
マィヵです+*。
よろしくデス+*。
◇プロローグ◆ >>0
◇キャスト◆ >>1
◇目次◇
001。。。 >>2
002。。。 >>3
003。。。 >>4
004。。。 >>5
005。。。 >>7
◇プロローグ◆
___私…何かした…?
いつになれば…“アレ”から解放されるの…?___
こんなクラス…
大嫌い!!!___
あいつらなんか…死んじゃえばいい!!!___
言い返せるなら言い返したい!!!…のに___。
私にそんな“勇気”―――あるわけない___。
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- Re: 私…何かした…?―悪夢のクラス― ( No.7 )
- 日時: 2011/08/27 23:51
- 名前: マィヵ ◆UbQztIuXpw
005。。。地獄の始まり。。。
―――次の日。
私はいつものように学校へと向かった。
…昨日と気分が逆になったまま。
「由愛!おはよ!」
「…穂菜美…おはよ」
「…どしたの?元気ないね?」
「ううん。何にもないよ」
私は穂菜美には言わなかった。
…嫌…言えるわけがない。
あんな無残な写真をとられて男子達のいいなりになったなんて。
…しかも学校一のヤンキー竜だなんて。
それから教室に入るまでずっと無言だった。
中に入っても風景は全く変わっていない様子。
…でも一つだけ大きく変わっていた。
…それは。
男子の奴隷だった久野さんが解放されたこと。
竜自ら解放命令を出したらしい。
それにはみんなも驚いていた。
次は誰になるのかハラハラしている人もいる。
中には今度は自分が来るのではないかと緊張している人も。
…でも私は驚かなかった。
だって…男子達は私を狙っているから。
今だって入った途端、竜と目があった。
「…由愛?」
穂菜美が心配そうに声をかけてくる。
「ごめん。早くいこ」
席に座ると後方からまた甲高い声が。
「久野。解放されたらしいけど次誰になるんだろうね!」
「決まってるじゃん!あいつらよ!」
「だよねー。ダサいしキモいし古すぎだし!」
「「「ギャハハハハハ!!!」」」
…なんとでも言って。
どうせ私なんだから。
――――――。。。
・・・そして・・・昼休み。
私は“あの”約束通り校庭へ出た。
穂菜美にはボランティア係の仕事と言っておいた。
穂菜美には迷惑かけたくない。
こんなことに巻き込んでほしくない。
ターゲットは…私一人でいいんだから。
校庭に出て昨日と同じ場所へ向かった。
…そこには…やはりいた。
昨日の4人とその他にあと3人くらいいる。
あの人の顔を見るだけで全身が震えだして止まらない。
震える足を一歩一歩踏み出す。
男達は段々とニヤニヤし始めた。
「約束通り来たな?」
「来ないと思ったじゃねぇか」
「さっそくだが…脱げ」
「…え?」
竜の一言で心に突き刺さった。
ぬ…脱げ…って…
「あ?何戸惑ってんだよ。奴隷にならない代わりだろ」
「アンタ。昨日約束しただろ?」
た…確かに約束したけど…脱ぐなんて絶対に嫌!!
死んでも絶対に脱ぎたくないよ!
「嫌…嫌!!!」
私は後ろへ振り返り逃げだそうとした。
…だが…
「!!!」
後方には私が逃げないようにするためになのか
男子が2人ほどいた。
道を完全にふさいでいる。
…逃げ場がない。
「何逃げようとしてんだよ」
「お前に逃げ道なんてねーぞ?」
「分かったんなら…ほら?」
竜が顎で示す。
しかもどんどん私に近づいてきた。
…怖い…。しかも恐怖と震えのせいか、足がまったく動かない。
…そして…。 ぐいっ…
竜が私の両腕を掴みそのまま地面へ倒させた。
「お前。結構可愛いじゃん。俺のになるか?」
竜はニヤニヤしながら言う。
「なっ!!!何言って…」
ビリビリ・・・
「!!!!!!!!!!」
竜は昨日と同じようにブレザーのボタンを一気に破いた。
「やめてっ!お願いだからっ!」
私は必死に抵抗する。手を使って拒否反応を起こさせる・・・
が、それも束の間。
両側からまた2人の男が来て私の腕を抑える。
そして1人の男が私の鼻に何かを当てた。
【…何これ…。なんだか…気持ち悪い…】
頭全身がくらくらする。
・・・そして私はそのまま・・・
―――意識を失った。
つづく。。。
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