大人オリジナル小説

ピアニストへの復讐〜キャラ募集始めます!〜 
日時: 2011/02/25 16:02
名前: 真由子 ◆NCebuCi9WY

こんにちは、またの場合はこんばんは。
真由子と申します。
別館に来るのは今回が初めてです。
本館の方でも小説を書かせてもらっています。
ライトの方では「雨のち雨」「君の世界」。ダーク化してますがw。雨のち雨はもうすぐ完結すると思います。頑張ればww
ダークの方では「地獄生活脱出法。」。
戦争についてのお話。
最初は虐待ものと言う設定だったんですがねw。
さて、今回、キャラ募集を始めることにしました〜
イエ〜イ!パチパチパチパチ〜!
締め切り?
ある程度集まったら締め切るよ、うん。

★*:;;;;;:*★応募用紙★*:;;;;;:*★

名前:(「よみかた」もお願いします)

性別:

容姿:

性格:

魅月と奏歌、どちらの仲間?:

★*:;;;;;:*★応募用紙★*:;;;;;:*★



待ってます〜!
あと、ピアノに関しては全くの無知ですw。
たまに弾いたりするくらいで、いや、弾いてないかも。
詳しい事はよく分かんないので教えてくださると嬉しいです。
打ち間違い・脱字等がありましたら教えてくださると嬉しいです。
感想下さると嬉しいです。

☆*:;;;;;:*☆本編☆*:;;;;;:*☆
>>1 プロローグ
   
    〜第一章〜

>>4 貴女の音

>>6 嫉妬の芽

>>11 走り出し

>>12 計画

>>14 上達

>>15 月光


☆*:;;;;;:*☆本編☆*:;;;;;:*☆



☆*:;;;;;:*☆お客様☆*:;;;;;:*☆
 
聖也S

アガサ・ロンドS

☆★*[桐乃]*★☆S

津奈S

オリキャラ製造工場工場長S

るーくS

ヴィオラS

ヒカルS


☆*:;;;;;:*☆お客様☆*:;;;;;;:*☆

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Re: ピアニストへの復讐〜キャラ募集始めます!〜  ( No.26 )
日時: 2011/02/25 17:46
名前: 真由子 ◆NCebuCi9WY

【ヴァイオリンソナタ】


「奏歌ちゃーん、朝よ〜」
祖母さなえが、6時に奏歌を起こしにやってきた。
眠い目をこすりながら奏歌は起き上がる。
そして、のそのそとベットを出、のそのそと着替え始めた。
着替え終わると、のそのそと部屋を後にした。
奏歌が、部屋を出てすぐ、慶介の部屋からドンという鈍い音がした。
どうせまたベットから落っこちたんだろう。
慶介は寝相が本当に悪い。
おまけに、寝言は不気味。
前に慶介と奏歌の二人で従兄弟の家に泊まりに行ったことがある。
慶介と奏歌は同じ部屋に寝た。
が、奏歌は興奮して眠れずにいた。
奏歌は無理に目を閉じ、眠る事にした。
奏歌が目を瞑った瞬間。

「ひひっ・・・泣ぐ子はいねがぁ・・・・・」

と言う秋田名物・なまはげの台詞らしきものが聞こえた。
驚いた奏歌は体を起こした。
そしてまた
「泣ぐ子はいねがぁ・・・・」
と言う声。
しかしその声は兄が発したものだった。
そして、奏歌が2年の頃。
5年の慶介は修学旅行のため3日間家を空けた。
慶介は無事帰ってきたが、翌日学校で奏歌は慶介の友達から
「お前の兄ちゃん・・・慶介の寝言ってすげぇな!「らんらんるー」とか言ってたぜ!あと部屋の一番端にいたのに、翌日には部屋のドアんとこに居たんだぜ!」
と言われ、恥をかいた覚えがある。

奏歌は1階に下りた。
「おお、奏歌・・・おはよう」
祖父の太一郎にそういわれると、奏歌はオウム返しして椅子に座った。
美味しそうな焦げ目の付いた目玉焼きが4皿分置いてあった。
そういや、昨日は一度も祖父と顔を合わせていない。
朝食を食べ終えて、時計を見るとすでに6時半。
これらの身支度を済ませると、奏歌はソファに腰を下ろした。
テレビの電源をつけてチャンネルを変えてみる。
が、全部ニュース。
さなえと太一郎はなにやら話していた。
慶介は相変わらず寝ている。

奏歌はただじっと7時になるのを待った。
どれくらいチャンネルを変え続けていたんだろう。
「奏歌ちゃん、7時になったわよ。いってらっしゃい。」
やっと来た!!
奏歌は飛び上がった。
「いってきまーす!」
奏歌は家をでて、倉庫にある自転車を引きずり出した。
久しぶりの自転車登校。
自転車はあまり使っていないせいか、新品同然だった。
エメラルドグリーンの自転車に跨って、ペダルを漕ぐ。
6月の風が、風に膨らんだシャツを通り抜ける。

案外早く学校についた。
校門に風月春夜がいた。
奏歌の音楽仲間の一人だ。
「おぉ、奏歌ー!今日自転車なの?」
「はるよん!うん、自転車。」
「はるよん、っていうのやめません?」
春夜は嫌そうに笑った。
奏歌はそれを無視した。
「今日はバイオリン持ってきたよね?」
もちろん、とでも言う代わりに、春夜は親指を上に出した。
「んで、春夜、魅月のことどう思う?」
奏歌は自然にそう訊いた。
「え?別に・・・。まぁ、奏歌には劣ると思うけど。ちょっと自分に厳しすぎだよ、奏歌は。」
春夜は栗色の髪を風邪に靡かせながら語りかけた。
奏歌は嬉しそうに笑った。

音楽室はやはり涼しかった。
春夜はシールやイラストの書いてある黒いバイオリンケースからバイオリンを取り出した。
そして、奏歌と春夜はバイオリンソナタ24番ハ長調K.269はヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが作曲したバイオリンソナタで、1778年3月11日にマンハイムで完成されたもの。

生徒らがわらわらと音楽室に入っていく。
轢き終えた頃、音楽室は人でいっぱいだった。
音楽室の外にも人がいた。
奏歌はまた嬉しそうに笑った。

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