大人オリジナル小説

終わらない連鎖【やっぱり終わりそうになかったです】
日時: 2011/08/02 08:38
名前: 華奈 ◆MF8Oky1lg6

初めまして―本館の方で駄作を書かせていただいている華奈です。


今回はいじめ系に挑戦してみたいと思います(>_<)


かなりの駄作になると思いますが、温かい目で見守って下さいっ!

















        *2年C組名簿*

  
 担任 中井由紀子(ナカイユキコ)

 生徒 男子20名、女子20名、計40名
   
   ・岩崎太一(イワサキタイチ)  ・相田奈津美(アイダナツミ)
   ・碓井聖汰(ウスイセイタ)   ・大井佳苗(オオイカナエ)
   ・遠藤結城(エンドウユウキ) ・加藤亜里沙(カトウアリサ)
   ・柏田清吾(カシワダセイゴ)  ・加藤潤和(カトウジュンナ)
   ・工藤健太(クドウケンタ)  ・北川麗(キタガワレイ)
   ・小松翔(コマツショウ)   ・笹村澤子(ササムラサワコ)
   ・佐藤正樹(サトウマサキ)   ・佐藤瑞穂(サトウミズホ)
   ・柴田慶(シバタケイ)    ・澤田春香(サワダハルカ)
   ・白石稜(シライシリョウ)  ・瀬川百合(セガワユリ)
   ・須藤大樹(スドウダイキ)   ・瀧本結華(タキモトユイカ)
   ・橋昌吾(タカハシショウゴ)・寺田陽菜(テラダハルナ)
   ・高橋直哉(タカハシナオヤ) ・富岡朱音(トミオカアヤネ)
   ・戸沢彬(トザワアキラ)   ・野崎さくら(ノザキサクラ)
   ・西村流(ニシムラリュウ)  ・長谷川優李(ハセガワユウイ)
   ・根本佳(ネモトカイ)    ・林神流(ハヤシカンナ)
   ・平本拓海(ヒラモトタクミ) ・堀田和歌子(ホッタワカコ)
   ・松浦慶介(マツウラケイスケ)・翠梢子(ミドリショウコ)
   ・吉沢総(ヨシザワソウ)   ・村井宇美(ムライウミ)
   ・吉田圭吾(ヨシダケイゴ)  ・矢吹寧々(ヤブキネネ)
   ・渡辺弘修(ワタナベヒロム) ・若松新羅(ワカマツシラギ)

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Re: 終わらない連鎖【名前変えました!元40対1です】 ( No.42 )
日時: 2011/05/27 14:13
名前: 華奈 ◆MF8Oky1lg6




***   ***   ***



「ユイちゃん…」

保健室のベットでぐったりしている、私の世界で一番大事な人。

お父さんやお母さんなんてどうでもいい。

私を、助けてくれなかった。

無理やり学校に行かせた。

でもユイちゃんは違った。

<弱い私>を受け入れてくれた。

大丈夫だよって。

私と友達になろうって。

一緒にみんなを見返してやろうって。

一緒にこのクラスを変えていこうって言ってくれた。

たった一人の私の生きがい。

ユイちゃんは、澤子の罠にひっかかった。

澤子やクラスメイトは、みんなユイちゃんを見て、笑っていた。

許せない。

私の大事な人を。

許せない許せない許せない許さない許せない許せない

バンッ

急に保健室の扉をあける音がした。

反射的に振り向く。そこにいたのは…

澤子だった。珍しく、1人だった。

澤子はユイちゃんを一瞥して、腕を組んだ。

そしてニヤニヤと笑いながらこう言った。

「バッカじゃないの?思いあがっちゃってさ」

私は腹が立って仕方なかった。自分のせいでしょ…?

「ま、トーゼンの報いってヤツかなぁ…」

一歩、また一歩。少しずつ私に近づいてくる。

「なんなの?何か用?」

「私には向かったからこうなったのよ…。これで分かったかしらね」

私のことは無視する。私に近づいているんじゃない。澤子はユイちゃん

に近づいているんだ。

「バカは死んでも直らないならいっそ…」

澤子の手がユイちゃんの首に伸びる。

「触るなっ!!」

ザンッ…

とりだしたのはカッター。制服の内ポケットに忍ばせてあった。

澤子は自分の腕が傷つけられたのが一瞬分からなかったようだ。冷めた

目で腕を見る。

傷口からドクドクと滴る赤い液体が自分の腕から流れ出す血液だと悟っ

た瞬間、叫んだ。

「いやああああぁぁぁぁぁぁぁあああああぁぁぁあぁぁ!!!!」

おなかの底から出しているような悲痛な叫び声。私は耳をふさいだ。

澤子が何か言っている。

叫びながらなのでよく聞き取れない。

興奮状態にいる澤子は傷つけられたのにもかかわらず、笑っているよう

に見えた。



***   ***   ***


初めての傷害事件勃発ですっ!もしも皆さんがカッターで切りつけられ

たらどうしますか?私だったら…寝るかな。死ぬ時まで寝ていたい。

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