大人オリジナル小説
- 傍観者は悪夢を見る。〜オリキャラ募集終了!〜
- 日時: 2011/07/25 10:27
- 名前: 未来亞 ◆Szx9FxEnrU
ここの版に来るのはお久しぶりですね。
未来亞、と言います。
今回書くのはいじめ系の小説です。
まだ不慣れですが、よろしくお願いします。
注意事項。(※違反は許しませんし、見てなかった、等の言い訳も許しませんので一読しておいて下さい)
・荒らし、チェーンメールなどは、迷惑なので一切禁止です。
・私を嫌ってる、と言う人は来ない方がよいかと。(まあ嫌いなら名前を見てクリックしませんよね;;)
・アドバイスは本当に助かるのですが、あまりに辛口だと受け止めきれないと思うので、丁寧に教えて下さるとありがたいです(ホントすみません><)
・上の方にも書いてありますが、これはいじめ系です。いじめ系が苦手な人は見ない方がよいと思います。
・暗い物語になるかもしれません。ご注意ください。
・中にはグロテスク、暴力的な表現があるかと思います。ご注意を。
・更新は諸事情などにより遅いです。
・描写下手なうえ、文才はないのでつまらないかと。それを承知の上お読みいただくとありがたいです(><;)
さて、長くなってしまいましたが。
では、注意事項を守ってお読みください!!
目次。
第一話>>1 第二話>>2 第三話>>3 第四話>>4 第五話>>5 第六話>>6
第七話>>7 第八話>>8 第九話>>15 第十話>>16 第十一話>>17
第十二話>>18 第十三話>>19
〜オリキャラ募集終了!!〜
無事、オリキャラ募集終了できました!!
投稿してくれた皆様、本当にありがとうございました!!
これを励みに、頑張っていきまっしょい!
今更ながら、登場人物紹介を作りました^^;
登場人物紹介は >>12へ。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27
- Re: 傍観者は悪夢を見る。〜オリキャラ募集開始!〜 ( No.21 )
- 日時: 2011/05/09 19:43
- 名前: 未来亞 ◆Szx9FxEnrU
- 参照: 今回は美麗目線です。
第十三話。
私は駅への道を急いでいた。
ツカツカいう靴の音さえ、今は耳障りだった。
(もう、間に合わないわね…。)
不意にそう思い、私は早歩きを止めた。
今は部活の時間______________だが、私は帰宅部だ。
部活に参加などしないため、普通にこうやって帰っている。
本当なら、私だって入りたかった…。
皆と楽しく、部活動をしたかった。
でも、それを邪魔したのは親の存在だった。
私はこんな感じだが、特に頭がいいわけでもない。
塾にも通ってはいるが、成績は塾の最下位。
結果を見せるたびに、毎回毎回説教が続いた。
__________こんな調子じゃ、部活に入るのはやめてもらわないとな。
あの時のお父さんの低く、厳しい声が耳に残っている。
私の人生は、親、親、親、だった。
すべてを決めるのは結局あの人達で、私の意思など関係ない。
遊ぶのもダメ。友達なんて、あの人たちの基準で決められていた。
クラスの中心にいるような明るくて楽しい子は、「悪影響だ。」などと理由を付けて近づくことも許されなかった。
(本当に、もうたくさんよ…!!)
親のせいでどれほどの友人を傷つけ、失っただろう。
傷ついてもなお、私に着いてきてくれたのは春くらいだろう。
だからこそ、私は傷つける方にまわった。
「にしても、梅沢望愛…。」
私は駅のホームに立って呟いた。
アイツは、強敵だ。どんな事をしても泣きもしないし、わめきもしない。
こんなの楽しくないじゃない。
アイツは私の“遊び”を邪魔した上に、私を楽しませてもくれない。
それは困る。この“遊び”は私の唯一の楽しみ。
このくだらない世界の中での唯一の喜びなのだ。
「新しい作戦を練らないといけないわね…。」
私が俯くと、電車が来るというアナウンスが流れた。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27