大人オリジナル小説
- いじめの連鎖
- 日時: 2011/05/06 18:12
- 名前: *。+まりめろ+。*
- 参照: http://ameblo.jp/12-13sid/
どもっ!2作目でっせ★
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- Re: いじめの連鎖 ( No.1 )
- 日時: 2011/05/06 20:02
- 名前: *。+まりめろ+。*
- 参照: http://ameblo.jp/12-13sid/
大人がどんなに努力してもやむことのないいじめ。
でも、そんないじめに立ち向かう人もいた。
でもそれはただの馬鹿。
あたしはそう思う。
なのに・・・
「クズ・・・?」
机に書かれた文字にあたしは絶句した。
なにかでほったような跡。
その机を通り過ぎあたしは自分の席に着いた。
あぁ・・・あの子の声が聞こえてきた。
悲鳴。
ここは一階の教室だからよく聞こえる。
すぐ近くが下駄箱だもの。
嫌だ・・・来ないで
来ないで 来ないで
来ないで
やめて
怖いよお願いだから
あぁ迫って来た
嫌・・・
とうとうドアが開いた。
半泣きの親友の姿。
そしてあたしの目の前のあの机の前に立った。
「何・・・っこれ・・・」
その友達はピアノが弾けるような綺麗な指で傷をなぞる。
うしろを振り返った。
こっち見ないで!
そう心の中で叫びながらあたしはうつむく。
「ねぇ・・・ねぇ・・・志佐!助けて!怖い!
下駄箱には虫の死骸があるし、つまさきのところには昆虫ゼリー?
がはいってるし、それに机が・・・!」
あたしの肩を掴んで揺らす。
ごめんね・・・
ドゴ
鈍い音とともに親友があたしの手によって倒れて机に頭をぶつけた。
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