大人オリジナル小説
- 一年生になって。
- 日時: 2011/05/30 20:53
- 名前: 雷 ◆GHTwoYFyp.
ぷろろーぐ
いっちねんせーになったーら。
ともだちひゃくにんできるかな。
ひゃくにんでたべたいな。
ふじさんのやまでおにぎりを。
……いやだ。いやだ。
ふじさんのやまでぼくはおにぎりをたべられないんだ。
いっちねんせーになったーら。
いっちねんせーになったーら。
やめて。やめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめて
いじめはやめて。
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___登場人物
★渡辺 健 わたなべ たける
一年生。いじめられている。本当は殴るのが強いのだけれど、強さを隠しきっている。
★枚岡 龍 ひらおか りゅう
一年生。健をいじめているリーダー。カッコイイ。お兄さんにもいじめをてつだってもらってる。
★神前 幸助 かんざき こうすけ
千鶴 鹿波 せんづる かなみ
蒼々 相馬 そうそう そうま
黒馬 黒姫 くろば くろひめ
白馬 白姫 しろば しろひめ
枚岡 隆介 ひらおか りゅうすけ
健いじめメンバー。
★白馬 白魔 しろば しろま
黒馬 黒魔 くろば くろま
不思議な子達。未来が分かる。
★翼 未来 つばさ みらい
翼 來 つばさ らい
やさしい兄弟。でも……
★平和 女神 へいわ めがみ
愛 女神 あい めがみ
健にとりついている。
- Re: 一年生になって。 ( No.1 )
- 日時: 2011/05/30 20:30
- 名前: 雷 ◆GHTwoYFyp.
1 健
ひらがな多くて読みずらいかも。
「それでは。龍さまのかいをはじめまーす。」
これが、ぼくのいじめのはじまりだった。
「それって何?」
ぼくがりゅうくんにきいた。
「お前はしらないよな。ちがうようちえんだし。おれは、このなかでちばんえらいんだ。だから、いちねんかんいじめるやつをえらぶんだ。うざいやつがいじめられるんだ。」
と言った。
こわい。ぼくだったらドウシヨウ。
「じゃあみんなたて!!!じこしょうかいをしろ。なまえと、せいべつと、しゅみをいえ。」
さいしょは、こうすけくんだった。
「おれのなまえは、かんざき こうすけ。せいべつは、おとこです。しゅみは、サッカーだよ。」
「次!」
それでだんだん続いてった。
「次!!」
ぼくのばんだ。ぼくはたった。
「ぼくのなまえは、渡辺 健です。せいべつは、男です。しゅみは、げえむです。」
りゅうくんはすぐにいった。
「いじめるやつは健と白魔!!!!」
「い……やだ……どうして……?」
「……」
白魔さんは黙っていた。
「うざいから。」
そしてりゅうくんは僕を殴った。
「いっ痛いッ」
「へっ。黒姫、白姫!こいつらをおさえろ。」
「はい。」
「おっけぇー。」
いたいよ。おさえられるのもいたいよ。
「……」
それでも白魔さんはだまっていた。
「鹿波!水入りバケツヘイ。」
「はいっりゅうさま。」
かなみはすぐにみずいりばけつをとってきた。りゅうくんがそれをうけとった。
「ざざざーっ!!」
りゅうくんがぼくにみずをかけた。
_____つめたい。さむい。
「……」
白魔さん……はなしてよ……
「よしっ武器でなぐるぞっ」
みんなは、僕を殴った。
バットや、タライや、バケツとか、ティーボウキとかで。
「いたいよ。くるしいよ。せんせいにいうよ……」
「そういうんならもっとやるぜ!!!」
りゅうくんたちはもっとぼくらをなぐった。
「おい、もうやめろ。おれらのおもちゃがこわれる。そとであそんでこようぜ!あ、片付けよろ!」
皆は外へ出て行ってしまった。
でも、虐めた人の中で、一人だけのこっていた。
「だれで「黒馬 黒魔」
「そ……そうなんだ……」
くろまさん。覚えておこう。
白魔さんと黒魔さんは二人でいった。
「私達は黒姫・白姫の召使。そして私達は未来から来た。」
え?みらいから?
「ほんとう……??」
「うん。」
黒魔さんがいった。
「……私は本当は。健を守るためにきた。」
「えっどうして」
ぼくはいった。けれど。
「後で分かる。」
そういって黒魔さんは姿を消してしまった。
「……手伝う。」
「ありがとう。」
そしてしずかなしずかなきょうしつで二人で道具をかたずけた。