大人オリジナル小説
- ぶりっこの真実
- 日時： 2011/06/13 10:42
- 名前： レイカ
はぢめますて
文才ない人が書きます。
登場人物
。木村 月奈(きむら つきな)
ぶりっこが大っ嫌い。 強い。一応主人公。
。鈴木 まりか(すずき まりか)
ぶりっこ。太っている。実は…
。佐藤 華(さとう はな)
月奈の親友。まりかと幼馴染だったが 今は嫌っている。美人。
。如月 優衣(きさらぎ ゆい)
物静か。 天然。 ひどい。(笑)
まりかが嫌い。
。錦織 樹(にしきおり いつき)♂
元気少年。まりかに好かれてる。優衣の事が好き。
。中村 瑠璃(なかむら るり)
ぶりっこ。転校生。実は…
増えたら更新
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- Re: ぶりっこ！迷惑！ ( No.36 )
- 日時： 2011/06/08 20:18
- 名前： レイカ ◆/kMyEzJms2
三話 「過去」
私の手作りごはん(カレー)をたらふく食べたあと、樹が質問してきた。
樹「そういえばさー」
月奈「何??」
樹「月奈、家族は??」
あ…
私の家族は
月奈「…っ」
涙が溢れてきた。 なんでだろう…
華「樹…っ」
私の家族は…
月奈「いないんだよ…」
体が震えた。 苦しかった。
優衣「月奈さん…」
優衣も泣いていた。
樹「ごめん…」
月奈「いいの。 うちこそごめん。」
涙を拭きながら答える。
華だけが知っていた。事実、私には家族が居ない。
月奈「おかあさん！お父さん！どこ？どこにいるの??」
電車の脱線事故。 お父さんだけが遺体で見つけられた。
お母さんはあとかたもなかった。
酷かった。 お父さんの遺体と面会させてもらった。
本当に酷かった。 ズタボロで、もう肉の塊だった。
思い出したくない。一人になると思いだす。
＿＿＿こんな思い、まりかも瑠璃もすればいいのに。
なんで私だけなの？
全部話した。 すべてさらけ出した。
腕の傷さえも。 嫌われてもいいと思った。
優衣「月奈さん…月奈、 平気だよ」
優衣にぎゅっ と抱きしめられた。
華「大丈夫だよ、泣いていいよ。」
樹「ごめんな、つらい思いさせちゃったな…」
ポンポン、と頭をなでられた。
たくさん、たくさん泣いた。
私は幸せだった。 でも、あの事故で幸せを奪われた。
今、温かい幸せが戻ってきた気がする。
悲しくて、嬉しくて、いっぱい泣いた。
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