大人オリジナル小説
- 見えない明日〜29vs1の戦い〜
- 日時: 2011/06/04 11:51
- 名前: 愛華 ◆M4GFHTUkTg
はじめまして!!!愛華です!!!
小説は初投稿なのでヨロシクです!
―私立栄櫻女子高等学校―
〜2−B 物語〜
*+キャスト+*
・相田 桃(あいだ もも)
・安藤 優花(あんどう ゆうか)
・入江 舞由(いりえ まゆ)
・宇田 実由美(うだ みゆみ)
・江藤 悠里(えとう ゆり)
・大立 亜美香(おおだち あみか)
・海原 雫(かいばら しずく)
・岸 紗柚香(きし さゆか)
・倉田 愛理(くらだ えり)
・斎藤 紫(さいとう ゆかり)
・島崎 陽菜(しまさき ひな)
・真藤 茉梨(しんどう まり)
・芹川 梓(せりかわ あずさ)
・園桜 鈴華(そのざくら すずか)
・滝澤 瑛羅(たきざわ えいら)
・田辺 未里(たなべ みさと)
・中野 華(なかの はな)
・中谷 佳南(なかや かなみ)
・新井田 芽(にいだ めい)
・浜松 恵美(はままつ めぐみ)
・原木 萌(はらき もえ)
・久川 瑠璃(ひさかわ るり)
・藤井 菜美(ふじい なみ)
・本道 瀬奈(ほんどう せな)
・松浦 桜(まつうら さくら)
・光井 瀬理那(みつい せりな)
・森 紗友里(もり さゆり)
・山口 咲(やまぐち さき)
・吉田 柚葉(よしだ ゆずは)
・渡部 杏梨(わたべ あんり)
それでは始めます☆
- Re: 見えない明日〜29vs1の戦い〜 ( No.4 )
- 日時: 2011/07/09 16:13
- 名前: 愛華 ◆O7Oora22SQ
2―仲間―
「早く教室いこ!」
「B組だから〜…こっちだ!」
紗柚香が指差した方向は2階へ上って右側。
奥からA−B−C−D−Eと並んでいる。
この学校は人数が多く、5クラスある。
だから去年一緒だった人となる確率は非常に少ない。
ガラガラ―
教室に入るとそこには知らない子がたくさんいた。
「うわ〜!知ってる子いなさそ〜!」
紗柚香があたりを見渡しながら言う。
…確かに知ってそうな人はいなさそうだな…。
5クラスもあるんだし…一緒になれるわけ……あ。
…いた。
私は窓際の方へ歩を進める。
「舞由?どした?」
紗柚香もその跡をついてくる。
私が向かった方は…ある3人グループ。
一人は椅子に座ってて一人は窓際にもたれかかってて
後一人は机に顔を置いてしゃがんでいる。
「瀬理那!萌!佳南!」
「?…!舞由!紗柚香!」
第一に声を上げたのは瀬理那。
「え?もしかして同クラ?」
驚いた表情で眺めるのが佳南。
それに答えて私はコクンと頷いた。
「マジ!やったぁ!」
反応を見て嬉しそうな表情をする萌。
「うちらがいるってよくわかったねー!」
「あたしは分からなかったよ!寧ろ、誰もいないかと思ってた!
そしたら舞由が真っ先に向かったんだ!瀬理那達の方に」
…そりゃーわかるよ。同じクラスメートだったんだから!
「ウチらが見る限り、後は誰もいないから元・D組はこの5人だね!」
萌が椅子から立ち上がって言った。
…そう。この3人は1年の頃の同クラ。
光井瀬理那は何でもやり遂げるしっかりやさん。
サラサラストレートな髪をいつもおろしている。
中谷佳南は誰にでも優しくておっとりした性格。
クラスの子が困ってるときすぐに相談に乗ってくれる。
生まれつき茶髪でボブヘアー。
原木萌は可愛らしさがポイント。
友達をたくさん作ることが得意技だとか。
肩ぐらいまでの長さで癖っ毛。
「あ…そうだ。…ねー二人とも…“園桜鈴華”って知ってる?」
ゾク…ッ
…?今のは何…?
今の瀬理那が言った園桜鈴華の名前を聞いた途端、
ゾッと寒気がした。鳥肌が立つ。
私はその人の事は何一つ知らない。
どういう人かも知らない…。
…なのに…胸騒ぎがする。
この胸騒ぎは何だろうか…。
―――そ の 人 に 関 わ っ て は
い け な い 気 が す る___。
―つづく―