大人オリジナル小説
- デ ー タ が 消 え ま し た
- 日時: 2011/06/20 14:58
- 名前: 黒枝 ◆b0zelfg3MM
どうも、黒枝っていいますー
1,2年前にめちゃ出没ってたのですが受験と入学により
なんかいつの間にかここに来ることもなくなっていました><
つーわけで名前も変えて新規一転…じゃなくて心機一転!頑張っていきますので
どーぞよろしくお願いいたしますね^^
黒枝は今中2です
藍羅やら菜野葉というみょうちきりんな名前に覚えのある人は
喋りかけてくださいねー
登場人物
久宮 凛音【hisamiya rinne】
クォーター
金髪碧眼の高校1年生
中2の時母親が死んでいる 孤児
可憐で綺麗な女の子 明るく前向き
小林 利奈【kobayasi rina】
とても可愛いのだが喧嘩っぱやい
運動神経抜群の馬鹿
地味な名前と無い胸を気にしている
関西弁の女の子 明るいというか煩い
高校1年生
天川 奏楽【amakawa sora】
地味でさえない女の子
いつもおどおどしている
父子家庭の高校1年生
込町 立花【komimati rikka】
小さい女の子
月下とは双子で超気が合う
人に対し残酷になる
悪戯大好き高校1年生
込町 月下【komimati gekka】
立花とは双子
顔のつくりが全く一緒
人が苦しむ姿は大好物
一卵性双生児な高校1年生
月詠 春菜【tukuyomi haruna】
クラスのリーダー女
茶色の髪で化粧が凄い
人をいじめるのが大好き
自分より秀でたものは許さないたち
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- Re: デ ー タ が 消 え ま し た ( No.1 )
- 日時: 2011/06/20 15:03
- 名前: 黒枝 ◆b0zelfg3MM
ぷろろーぐ
「神奈川の方から来ました。久宮凛音です。よろしくお願いします」
彼女、凛音は典型的とも取れる無難な自己紹介をあっさりと済ますと
にっこりと笑い、あらかじめ指定されていた席に着いた。
「よろしくねぇ」
髪を明るいマロン色に染めたクラスの中心人物、【春菜】は腕に付けたブレスを
じゃらじゃらと揺らしながら手を振った。
凛音がそれに対し軽く会釈をすると春菜は満足そうに笑い、携帯をいじり始める。
するとその光景を見たみんなは羨ましそうな表情で凛音を見つめた。
転校早々がボス格に声をかけられたということは、かなり気に入られているということ。
きっと凛音はすぐにクラスに馴染むだろう。
それももちろん私のような最下層の人間としてではなく、クラスを束ねるグループの人間として。
彼女の長く美しい艶やかな髪は窓から差し込む春の暖かな光によって
綺麗に輝いていた。
腰までとどいた少し茶色のかかった美しい金髪。
少し暗みのかかった碧眼。ビー玉のようにくりりとした瞳の深いその色に吸い込まれそうな気がした。
白い肌に少しだけ高い小さな鼻。
どこからどうみても日本人ではなかった。
否、少しは日本人の血は流れているだろうが外国人の血が流れているのは明白であろうという容姿であった。
その時私はきっと彼女から見たらそこら辺の蟻みたいにしか
見えてないんだろうな、なんて自暴自棄になっていて…
これから始まる…彼女の地獄に気づいていなかった。
全ては
私の
所為、
なのに。
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