大人オリジナル小説
- 苺の花言葉-*-虐待-*-
- 日時: 2011/06/21 18:04
- 名前: かがみ☆
「ねぇねぇ千秋ー」
「なに?」
「あんたが好きな苺!花言葉調べたよ〜」
「え!?何何?」
「えへへっ・・・それはねぇ〜
幸せな家族」
斎藤 千秋♀小5
母親から虐待を受けているが、友達には打ち明けていない
斎藤 香月♀33歳
若くして男をつくり千秋を出産。
千秋が1歳のときに旦那が他の女をつくり出ていってしまった。
結婚はしていない。
花宮 つづり♀小5
千秋の親友。
傷などから、千秋のことは薄々気づいている
小田野 小雪♀小5
千秋・つづりの友達で、お母さんが死んでしまった
園田 樞♀小5
千秋達の友達。何故か水泳と身体測定のときは休む
*************
どもっ☆
2作目ですっ!
虐待ものは初めてなので、間違っているとっころもあるかもしれません
><
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- Re: 苺の花言葉-*-虐待-*- ( No.1 )
- 日時: 2011/06/21 18:11
- 名前: かがみ☆
-----春
あたしは5年生になった
朝起きるけど、体が動かない
頭が痛い
足痛い
朝ごはん・・・
ないし。
布団の中で泣いていれば、すぐに気づかれる
アルコールと煙草のにおい
そして生ごみの悪臭
あたしの部屋には
煙草の吸殻とか瓶の破片が散らばっていた。
こんなのはもう慣れていた
おはよう
なんて声も出ない
なんとか学校へ行くのがやっと
怖い
怖いよ・・・
ギッ・・・ギッ・・・
ギシッ・・・
「あっ・・・」
あたしはゆっくり歩いていた足をとめた
目の前に
お母さんがいた
「起きてたならさっさと来いよ」
あたしを睨みつけるとお母さん、吸っていた煙草の煙をあたしに吹きか
ける。
臭い
あたしは煙草が大嫌い
「早く学校行けよ
帰りも早く帰ってくるのよっ!
それと・・・わかってるわよね?」
お母さんの低い声に、あたしは泣きそうになる。
わかってるわよね?
お母さんにいじめられてる・・・なんて言わないわよね?
最初に言われた言葉だった
3歳までお母さんは普通に接してくれた
玩具も少ないけど
お母さんが遊んでくれてた
だけど
4歳くらいだった
じごくの幕開けは-------
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